引け後リスクオン再開 命の次に大切なお金を何に託すか (2021.12.13)
前週末続落。日経平均小陰線の引け。SQ値2万8523円、5日移動平均線2万8481円も下回った。10日メジャーSQ、米CPI(11月)発表を前に持ち高調整の売りが主因。しかし、10日ダウがオミクロン急落前の3万5804ドルを上回り、S&Pも3週ぶり最高値を更新するなど米主要3指数確り。胸を撫で下ろした。恒大の一部デフォルトが中国最大規模の債務再編に棚上げされ、週明け以降、米連邦債務上限引き上げも民主党単独で可決する見込みだ。先物が一斉に買い戻され、10日上海総合3666(-0.18%)、香港ハンセン23,995(-1.07%)もすっきりしない。米CPIが6.8%(市場予想6.7%)であれ、コア指数4.9%で一致しており、ガソリン価格頭打ちも伝えられる。当面インフレピークアウト。来年前半緩やかに低下するという。13日に日銀短観、16~17日同金融政策決定会合がある。15日、中国の11月小売売上高に鉱工業生産発表。17日、米国版メジャーSQに注目する向きもある。FRBの資金循環統計によると、9月末米家計の純資産残高144兆ドルと最高。19年末から24%増加。インフレ下、食品やガソリンなど逆進性の高いものが伸びており、低所得者の不釣り合いな支出が目立つという。11月26日ダウ905ドル安がインフレ移行期のアタリ。12月3日まで余震が続き、10日リスクオン再開。クリスマスラリー、掉尾の一振といわれる。関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)が戻り高値を更新。DXの出遅れ■■■■■■■(****)も水準訂正に入った。■■■■■■(****)は8日ファイナンス明け。第3者割当844万8500株(@651円)が米国勢のタネ玉とみられ、ひきも切らず大商いに包まれた儘。ビットコイン叩きが峠を越え、ベールに包まれたデジタル通貨の前哨戦。基軸通貨ドルを補完するもので金本位制のつなぎ役。英国40年、米国50年で耐用年数が尽きた。人間が命の次に大切なお金を何に託すか興味深い。紙幣が法定通貨の限界に達し、ブロックチェーンを通じて電子通貨に橋渡し。既得権勢力と死闘が始まった。誰も成功体験がないだけに胴元みずから筆下ろし。好位置につけている。2018年4月を口火に連日記録的な大商い。■■■■■■■(****)がドットコムバブルで1999~2000年テンバガーを演じて以来。■■■■(****)と■■■■(****)の支援を呼び水に通貨の歴史を一新する。国内ほか米国や香港など主要拠点。単位株主でも臨場感がある。
日経平均先物によると、10日大証ミニ2万8570円(+0.65%)に対しラージ8560円、シカゴ円建て8565円。現物より127円高い。ダウ先物3万5981ドル(+0.64%)。同10ドル高い。VIX恐怖指数18.69(-13.39%)、WTI原油先物71.95(+1.42%)。金先物1783(+0.37%)、ビットコイン円5,510,415(+2.77% )。場味が変わった。
10日の日経平均287円安。大引け2万8437円。TOPIX1975(-15)。東証一部の出来高11億1400万株、売買代金2兆6600億円。値上がり481(値下がり1607)。10年債0.050%(+0.005)。米10年債1.485%(-0.002)。マザーズ指数の引け1030.54(-2.27%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。引け後リスクオン再開だ。(了凡)