証券ビュー

アンコール伊勢町

さらにカンフル1年半 ルール変えないと経済が回らない (2021.11.17)

 もち合い圏。日経平均小陽線の引け。買い一巡後見送られた。15日米主要3指数反落を受けたもので、13日閉幕したCOP26や16日オンライン米中首脳会談が直近の手掛かり。利害交錯し前に進まない。国内の経済対策も入口で18歳以下10万円給付金(総額2兆円)が立ち往生。それに、恒大が急場しのぎの資金繰りに追われデフォルト瀬戸際。決算発表が一巡した矢先、上にも下にも身動き出来なくなった。引け後、先物を見ると軒並み小安い。恐怖指数と原油、金が高い程度でビットコイン大幅安。にも拘わらず、5日移動平均線2万9515円を上回った。主要な同平均線も上向きで掉尾の一振期待。NY市場で石炭大手が急落する一方、ウラン鉱や小型原子炉関連が人気化。国内で■■(****)に■■■■■(****)、■■(****)のほか、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など出番待ち。関係分の■■■■■(****)や■■■■■(****)も前触れだ。先物で目立つのが金。インフレの指標で5ヵ月ぶり高水準。米CPIが30年振り急伸した前週約3%上昇し長期低迷から抜け出した。闇勢力が先物売り現物買いといわれ、今回しつこいインフレに貴金属も加わる見通し。鉱山会社が注目され、関係分の■■■■■■(****)が最右翼だ。12月3日米連邦債務上限問題でひと悶着あるが、事実上株が受け皿に変わりない。2013年4月、日銀総裁が物価2%2年目安に異次元緩和へ踏み切り8年半。15日名古屋で金利が1%になっても緩和継続を表明。間違いを認めるどころか開き直った。さらに、カンフル1年半。コロナ待機資金20兆円、しょぼい経済対策40兆円が後押し。前日、23年まで金城湯池の源泉かけ流しと述べた。日本が主要国で唯一1年半緩和延長を表明。「駆け込み寺」にふさわしい。1990年日本のバブルを一網打尽。米国に吸収したロックフェラーのお礼参り。4万円相場となって跳ね返る見通し。動き出せば祇園祭というより阿波踊り。行き過ぎたカンフルの反動で、上がれば上がるほど底なし。ホロスコープ(天体配置図)によると、今年が10年先の初動だけに避けて通れない。政治も経済も借金まみれ。ルールを変えないと経済が回らないところにきた。
 日平均先物によると、16日大証ミニ2万9780円(+0.03%)に対しラージ同、シカゴ円建て9770円。現物より38円安い。ダウ先物3万5998ドル(-0.03%)。同89ドル安い。VIX恐怖指数16.97(+4.17%)、WTI原油先物80.11(+0.45%)。金先物1875(+0.44%)、ビットコイン円6,940,987(-4.60%)。400割れから800手前まで駆け上がり健全な調整。600割れでも驚かない。
 16日の日経平均31円高。大引け2万9808円。TOPIX2050(+2)。東証一部の出来高11億9000万株、売買代金2兆7000億円。値上がり890(値下がり1189)。10年債0.070%(+0.005)。米10年債1.601%(-0.026)。上海総合が3521(-0.33%)で引けた。マザーズ指数の引け1175.73(+1.32%)。場味が変わった。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。さらに、カンフル1年半だ。(了凡)