維新がやってのける 市場にとって総選挙織り込み済み (2021.11.02)
週明け全面高。日経平均中陽線の引け。5日移動平均線2万9122円のほか長短線すべて上回った。自民党単独で安定多数261を確保。公約実現に手が届く水準。見切り発車の矢先、鳥肌手前で収まった。幹事長の小選挙区落選(比例復活)が一例。財務省事務次官の「バラマキ合戦」批判に似たケース。維新の躍進つながった。市場にとって出来過ぎの結果、先物が買い戻され現物も高値つかみ。引け後先物が安く場味を見失った。自民党の選挙公約に宇宙産業市場の倍増やロボット・マテリアル・半導体など戦略支援、AI活用による生産性向上など6つの成長投資が盛り込まれ、数十兆円規模の経済対策で日の目を見るとしても、市場にとって織り込み済み。1990年から10回解散総選挙で株高となり今回11回目。平均上昇率4.2%に当てはめると2万9800円。直近99%の水準。与党大勝10%でも3万1460円。残り6%に過ぎない。野党共闘と一線を画した維新が来年7月参院選の架け橋。公明(32)を抜き第3党(41)となり単独で法案を提出できる。身を切る改革、統治機構改革、既得権にメスを入れるもので、大きな政府や分配に疑問を投げかけた。参院選でも躍進が見込まれ、4万円相場の切り札とみられる。受け売りだが、世界は今大きな転換期。日本はこれまで多くのことを西洋に学んだが、目に見えないコロナと戦い続け「物質主義的なものの捉え方でこれからの時代に対応できない」ことに気がついた。注目を浴びているのが古代東洋の知恵。大自然の法則から生まれた運命学という。それによると、2022年は今までにない価値観が誕生し、世の中にどんどん広がっていく新しい門出。新旧交代に伴い常識が覆りスピードアップする一方、揺り戻しも頻繁。迷いや葛藤の波が入り乱れ人々の乗った船に大揺れも。海外で大きな変化があるという。2~3日FOMCで米国のインフレが一時的かどうか焦点。3日祝日で5日新月買いに分があると述べた。
日経平均先物によると、1日大証ミニ2万9580円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ円建て9575円。現物より72円安い。ダウ先物3万5860ドル(+0.440%)。同35ドル高い。VIX恐怖指数16.68(+0.91%)、WTI原油先物83.80(+0.28%)。金先物1788(+0.24%)、ビットコイン円7,073,651(+0.86%)。ひとまず出来上がった。
1日の日経平均754円高。大引け2万9647円。TOPIX2044(+43)。東証一部の出来高12億8500万株、売買代金3兆2800億円。値上がり1901(値下がり243)。10年債0.090%(-0.005).米10年債1.586%(+0.024)。上海総合が3544(-0.08%)で引けた。マザーズ指数の引け1131.09(+2.17%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。日本人は平和ボケといわれるが、メディアが独立国として安保再構築を主張しないため。維新がやってのける。(了凡)