証券ビュー

アンコール伊勢町

中長期量的引き締め 市場も変わらざるを得ない時代 (2021.11.04)

 3日ぶり反落。日経平均小陽線の引け。後場持ち高整理とみられる。1日米主要3指数最高値更新を受けながら、3日FOMC、4日■■■■■■(****)決算、5日米雇用統計など発表待ち。見切り発車の反動だけに行き過ぎの修正。自民党総裁選と総選挙を通じて株高・円安が初動になった。自民党単独過半数となり政策フリーハンド。3万2000円、1ドル120円説も根強い。2日入手した情報によると、量的緩和の終焉に伴い「量的引き締め」の時代。10月下旬、トルコがリーマン危機以降世界で1000回目の利下げ。逆張りといわれ中長期引き締めを示唆するものという。バンカメが同危機以降各国・地域中央銀行の利下げ回数を調べ、この間買い入れた金融証券約23兆ドルと算出。来年から流動性立ち消えに言及した。カナダ中銀が前週債券買い入れ終了を発表し、予想より早い来年の利上げをほのめかす一方、豪州の中銀のもタカ派に転じた。何より、FRBが今週1200億ドルにのぼる債券買い入れ。プログラム縮小開始を決定するのがビッグイベント。新たな時代が始まるという。多くの中銀は買い入れを縮小し最終的に手仕舞うとみられ、一部の中銀が進行性の利上げを余儀なくされるもの。現在の金融市場がバブルのため、インフレが最大の脅威といわれる。日本は30年デフレの渦中に置かれ、コロナ禍感染者数や死亡者数で評価された。一巡後マスクや検温・消毒など「残心」も見られ異色の存在。有権者が総選挙で「現状維持」に軸足を置いても、次の日銀総裁(2023年3月任期)が緩和に消極的なら流れが変わる。愛知11区で旧民主党を支えたトヨタ労組候補(6回当選)の立候補取り下げ然り。来年7月参院選にかけて有権者の「現状維持」困難。市場も変わらざるを得ない。
 日経平均先物によると、2日大証ミニ2万9495円(-0.02%)に対しラージ9500円、シカゴ円建て9495円と現物より26円安い。ダウ先物3万5832ドル(+0.09%)。同82ドル安い。VIX恐怖指数16.47(+1.29%)、WTI原油先物83.28(-0.92%)。金先物1790(-0.28%)、ビットコイン円7,162,058(+2.95%)。上海総合3505(-1.10%)、香港ハンセン25,099(-0.22%)、台湾加権17,065(-0.01%)。手詰まりに変わりない。
 2日の日経平均126円安。大引け2万9520円。TOPIX2031(-13)。東証一部の出来高11億8300万株、売買代金2兆7700億円。値上がり538(値下がり1585)。10年債0.080%(-0.010)。米10年債1.555%(-0.004)。マザーズ指数の引け1138.58(+0.66%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。日本は世界6位(約447万㎡)の面積を持つ海洋国家で国土(約38万㎡)の12倍。中長期、応用地質の水準訂正が始まった。10月18日、約8億円の受注が伝えられた■■■■■■■(****)も人気化目前。決算発表後、全ゲノムシーケンス解析の魅力もわかる。(了凡)