負けなし総選挙が符丁 無事乗り切ると御相伴にあずかる (2021.10.19)
週明けもみ合い。日経平均小陰線の引け。一進一退だ。前週末米主要3指数続伸に対し上海総合3568(-0.12%)。噛み合わず、19日総選挙公示が支援材料。31日投開票にかけて高い。直近10回100%確率によるもの。道理で値上がり1124(値下がり985)にのぼる。23日が問題。1ヵ月棚上げした中国恒大の社債利払い遅延の期限。29日も控えており、デフォルト認定を織り込まないと前に進まない。7月以降、脱炭素やネット規制、教育の負担軽減。さらに、不動産総量規制など共同富裕策の影響から7~9月期GDP4.9% 。2四半期連続後退。10~12月期地方政府のインフラ債発行を加味しても3~4%にとどまる見込み。電力危機が足かせだ。何より、少子・高齢化が来年から顕著。国連の調査によると、GDPの伸びが2008年をピークに低下。生産年齢人口の落ち込みが日本より早く、不動産バブルの後遺症長期化という。受け売りだが、簿外を含む社会融資計47兆ドル(GDP16兆ドル)のうち30~40%不良債権。土地が公有のため地方政府のインフラ債による物件転売で資金調達。相当リベートが流れた模様。23日全面ストップならショック安を拾うところだ。20日満月売り11月5日新月買いと出ている。30年前に日本のバブル崩壊が自業自得といわれ、欧米や中国の影響が限られたように、今回当時のトラウマや稚拙なコロナ対応にめげず8月末を口火に10月第2幕。世界の緩和マネーが日本株を打診買い。公示から投開票まで負けなしの総選挙が符丁になった。24日、山口・静岡県の参院補選が新たな手掛かり。2勝どころか1勝1敗で与党有利。新政権に対し数十兆円規模の経済対策が目玉とみられる。最近の世論調査で内閣支持率が持ち直し、過半数確保なら買い戻しに拍車がかかる。恒大のデフォルト認定と対極にあり2週間目を離せない。判断を誤ると来年棒に振るためで、参院選により、永田町も10年先の初動が決まる。今年を無事乗り切ると御相伴にあずかるわけで、前日TSMCの日本進出を決め手に4万円相場が相対的な底力と述べた。■■■■(****)と■■■■(****)買い増し。18日から米国で関連ETFの取引が始まるのを前に■■■■■■(****)もゴーサイン。■■■■■■■(****)が動き出した。連結子会社が約8億円の大口受注に成功。現にアタリがきている。
日経平均先物によると、18日大証ミニ2万8950円(+0.14%)に対しラージ8940円、シカゴ円建て8935円。現物より90円安い。ドル先物3万5074ドル(-0.27%)。同219ドル安い。健全の部類だ。VIX恐怖指数17.45(-6.44%)、WTI原油先物82.89(+1.42%)。金先物1763(-0.27%)、ビットコイン円7,005,000(-0.10%)。滅多に見られない場面だ。
18日の日経平均43円安。大引け2万9025円。25日移動平均線2万9271円と200日線2万8757円に収まった。TOPIX2019(-4)。東証一部の出来高10億8400万株、売買代金2兆5200億円。10年債0.085%(+0.010)。米10年債1.599%(+0.027%)。マザーズ指数の引け1116.15(-0.90%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。負けなしの総選挙が符丁だ。(了凡)