失われた30年取り戻す 2月片目9月両目に違和感なし (2021.09.02)
続伸。日経平均大陽線の引け。上昇トレンド入りだ。前日米主要3指数反落に拘らず、200日移動平均線2万8281円、8月12日の戻り高値2万8279円を突破。主力中心に買われ後場一段高になった。カブール陥落2週間でアップデート。米国が難癖つけた同時多発テロから20年越しのアフガン撤収となり買い戻しに拍車。リバランスに伴う月初の買いも続いた。2月に30年ぶり3万円をつけ期日売りのさなか、コロナ感染頭打ちや総裁選前に自民党幹事長交代、法人企業統計で4~6月設備投資5.3%増などポジティブな材料。半年取り残されTOPIXの予想PER15倍、日経平均同13倍の割安修正が目玉になる。半年か1年嵩上げが見込まれ失われた30年を取り戻す場面。すでに4万円が視野に入った。しかし、10数種の動物が感染したコロナ。世界規模の集団免疫を期待できず、十分なワクチン生産・供給に時間がかかる。変異ウィルスの登場も事実で、大多数が短期間で終息を見越した期待を裏切り長期戦に入った。早く終わると困る闇勢力と一刻も疎かに出来ない光勢力の対立が次の戦争といわれる。日本の場合、一部を除き光勢力に与するとみられ、今の政治が国民のレベル。行き過ぎてひっくり返るまで続く。30年取り戻しても次の10年見当がつかない。ホロスコープ(天体配置図)を加味して2月から8月まで初動としても、30年前の「成功体験」が邪魔になる。■■■■(****)や■■■■■■(****)、■■■■■(****)など軸足に30年取り戻し、次の10年■■■■■■(****)に託したのが本音に近い。ルールが変わるためだ。■■■■■■■(****)と■■■■(****)もゲノムや免疫療法など次世代ハイテク治療薬の走り。10年後世界レベルで高齢化が本格化する。ブルームバーグによると、米主要3指数が8月に最高値を12回更新しながら、ウォール街の投資家は自制心を失っていない。空売りが影を潜める状況にもS&P500種が従来低調な9月を警戒している。悪材料が多くても高値を更新しており、楽観的な見方から後退。あらゆる悪材料を吸収している強気市場の警告と受け取られた。個人投資家が相当なオーバーウェート。ドットコムバブル(2000年3月から2年超)より大きいという。兜町の場合、2月に失われた30年の片目が開き9月にも両目。日経平均4万円に違和感なし。個人金融資産2000兆円の儘だ。
日経平均先物によると、1日大証ミニ2万8580円(+0.30%)に対しラージ同、シカゴ円建て8570円。現物より約130円高い。ダウ先物3万5454ドル。同約100ドル高い。VIX恐怖指数16.14(-0.31%)、WTI原油先物68.72(+0.32%)。金先物1814(-0.19%)、ビットコイン円5,170,001(+1.30%)。国際商品全面高の反動もうかがえる。
9月1日の日経平均361円高。大引け2万8451円。TOPIX1980(+20)。東証一部の出来高10億8200万株、売買代金2兆7700億円。値上がり1548(値下がり532)。10年債0.025%(+0.005)。米10年債1.320%(+0.013)。上海総合が3567(+0.065%)で引けた。マザーズ指数の引け1136.26(+0.07%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。来年あたり、祇園祭を見たいものだ。(了凡)