最高値突破の構えだ 8月以降失われた30年取り戻す (2021.08.26)
3日ぶり小反落。日経平均小陰線の引け。後場一進一退だ。日本時間27日午後11時、FRB議長ジャクソンホール講演を控え、対面からオンラインに切り替えたデルタ感染拡大が主因。24日続伸した米主要3指数伸び悩みに明らか。テーパリング(緩和縮小)後退と危機対応の遅れが綱引きという。9月上旬新議長が決まるのも事実で、財務長官が再任支持と伝えられ確率85%。27日思惑が外れても9月3日雇用統計(8月)、同21~22日FOMCなど新たな材料待ち。2020年3月からコロナ対応が評価され続投の公算が大きい。ロイターによると、前週米国のコロナ死者5ヵ月ぶり高水準。新規感染者1日平均13万9000人(20日現在)。雇用をはじめ娯楽支出やレストランン予約などじり貧。8月早々ミシガン大消費者信頼感指数が急落した。ゴールドマンがデルタ長期化を理由に7~9月期の米成長率を9%から5.5%に下方修正。10~12月期と来年の大部分上方修正している。24日、米下院が子育てや教育支援など10年で390兆円の予算決議を賛成220票(反対212票)で可決。インフラ法案9月採決も決まり大盤振る舞い。FRBの国債引き受けによるもので、日銀が先行しこれまで5割取得。FRB5分の1に過ぎない。さらに借金を重ね踏み倒すとみられる。ニクソンショック(1971)、プラザ合意(1985)、同時多発テロ(2001)など帳尻合わせ。日本は煮え湯を飲まされた。今回も万策尽きた日銀をカモに芝居がかった経緯。ワクチン接種に出遅れた日本株を仕込み、プラザ合意以来のバブルに突入。最高値3万8915円(1989年12月29日)突破の構えだ。来年4月プライム・スタンダード・グロースなど東証再編が表向きの材料。原文英語とみられ、進駐軍がつくった日本国憲法に似た振り付け。当分負け戦でも最後に勝たねばならない。いかなる資本主義もゼロ成長やマイナス成長に機能せず、この儘いくと共倒れになるためだ。■■■■■■(****)が下期部品会社に卸す鋼材価格を上期より引き上げる見込みで■■■■(****)を持ち上げたように、コロナ禍経済が循環を失うとヒト、モノ、カネすべて行き詰まる。よって、8月以降バブル相場により「失われた30年」を取り戻すこと。■■■■■■(****)と同様「ハイブリッド」(アナログとデジタル)で対抗するほかない。パラリンピック(24日~9月5日)後、自民党総裁・総選挙を控えているだけに株高に分がある。
日経平均先物によると、25日大証ミニ2万7725円(-0.05%)に対しラージ7720円、シカゴ円建て7740円。現物より約20円高い。ダウ先物3万5328ドル(+0.04%)。同約40ドル安い。VIX恐怖指数17.35(+1.17%)、WTI原油先物67.75(+0.31%)。金先物1792(-0.91%)、ビットコイン円5,226,637(-0.38%)。小動きにとどまっている。
25日の日経平均7円安。大引け2万7724円。TOPIX1935(+1)。東証一部の出来高9億1200万株、売買代金2兆1100億円。値上がり1010(値下がり1061))。10年債0.020%(+0.005)。米10年債1.307%(+0.016)。上海総合が3540(+0.74%)で引けた。マザーズ指数の引け1082.65(+0.94%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。決済世界大手のVISAが今週ビットコインに参入した。(了凡)