12日にデッドクロス レムデシベルの次イベルメクチン (2021.08.13)
高寄り後反落。日経平均中陰線の引け。上向き200日移動平均線と下向き25日線がデッドクロスした。11日ダウ・S&P500種最高値更新を受けたもので、13日SQを控えポジション調整。目先下振れを示唆している。決算発表を通じてハイテクに割高感、グロースよりバリューシフトが見られ一進一退。7~9月期つかみどころがない。11日発表された7月の米CPI5.4% 。6月と同じでにわかに手の打ちようがない。同日急落したワクチン銘柄然り。モデルナ16%安にビオンテック14%安、ファイザー4%安。デルタ感染拡大に対し問題解決にならないという。ブルームバーグによると、12日米マネーサプライから同GDPの伸び率を引いた数値が2018年以来マイナス。10年と18年ゼロ以下になった際株価急落の前兆といわれ、テーパリング(緩和縮小)棚上げに警報が鳴っている。米債務上限引き上げ難航も厄介な問題。9月にデフォルトを避けるため、民主党の390兆円規模の予算決議を共和党が拒否。米財務省は政府の資金繰りに追い込まくられている。日本の場合、自民党幹事長が30兆円規模の景気対策に言及。同政調会長も10万円程度の定額給付を表明したが、財務相が否定し今秋総裁・衆院選に持ち越し。7月のPMI(購買担当者景気指数)を見ると、米国59.9、EU60.6に対し日本48.8と分岐点の50割れ。不完全燃焼している。五輪気分が抜け切れず、パラリンピック(24日~9月5日)まで沙汰止み。せっかくの旧盆が西日本一帯に集中豪雨、デルタ感染拡大もやりきれない。しかし、TOPIXの予想PER15倍、日経平均も13倍と割安。ハイテクに飽き足りないバリュー株が出番待ち。10年後の困難を解決するため動き出す見込みだ。前半5年で決まるとみられ、今年4~6月期が初動と述べた。国や自治体、会社のほか個人も渦中に置かれる。一例がコンビニ業界。2020年代にアマゾンがセブンイレブンを駆逐するといわれ、■■■■■■■■■(****)ピンチ。今後数年で米国仕込みの無人・レジなし店舗が国内の市場を席巻する見通し。シアトル1号店と1年後オープンしたサンフランシスコ1号店が次世代モデル。自前のリアル店舗でロープライス、セレクション、コンビニエンスを実現。3分の1食品カテゴリーが占め特設キッチンで調理する仕組み。その名をアマゾンゴー。■■■■■■■■(****)、■■■■(****)もじっとしていられない。
日経平均先物によると、12日大証ミニ2万8050円(+0.12%)に対しラージ同、シカゴ円建て8060円。現物より約50円高い。ダウ先物3万5410ドル(+0.11%)。同約80ドル安い。VIX恐怖指数16.05(-4.41%)、WTI原油先物68.89(-0.52%)。金先物1751(-0.11%)、ビットコイン円5,015,992(-1.50%)。恐怖指数の低下が気になる。
12日の日経平均55円安。大引け2万8015円。TOPIX1953変わらず。東証一部の出来高10億4400万株、売買代金2兆3800億円。値上がり1049(値下がり1024)。10年債0.020%(-0.015)。米10年債1.358%(+0.025)。上海総合が3524(-0.22%)で引けた。マザーズ指数の引け1076.32(-1.14%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。12日、米ギリアド・サイエンシズがトランプ氏の服用したレムデシベルを薬価収載・保険適用、10月にも一般流通と発表。次イベルメクチン、アビガンにも追い風。万一陽性でも飲むと馴染むようだ。(了凡)