マネー洪水の分水嶺 10年後の困難を解決する糸口に (2021.08.12)
強もち合い。日経平均小陽線の引け。200日移動平均線2万7971円、25日線2万7975円も上回った。10日ダウ・S&P500種最高値更新を受けたもので、米上院超党派による1兆ドルインフラ投資法案可決が主因。6~7月差し引き1500億円国内株投信流入超も伝えられ、TOPIXより割安な日経平均嵩上げ。依然、200日と25日線のデッドクロスが気になるという。11日米CPI(7月)と12日同PPI(同)発表待ち。前者の市場予想5.3%(6月5.4%)に問題ないが、米ISMの景況感指数にインフレ懸念が強い上、NY連銀7月の調査で今後3年物価上昇率8年振り3.71%と高水準。FRBが墨守する2%を大幅に上回り、近い将来予想外の利上げも考えられる。インフレ長期化を示唆するもので、アクセルとブレーキを間断なく踏んでいる状態。飛ばすと裏目に出るわけだ。米国で子供のデルタ感染が拡大し全体の15%。教職員の新規感染も広がり9月の学校再開が危ぶまれる。ワクチン接種も急ごしらえの反動。いずれトランプ氏が服用したレムデシビルや日本のアビガン・イベルメクチンなど出番。ワクチンが予防にとどまる一方、治療薬の出番がやってくる。8日(日)新月に対し22日(日)満月。この間手掛かり難で小康状態とみられ、15日ニクソンショック50周年にかけてビットコイン500万円超えの行方が焦点。今週200日移動平均線を抜き中長期上放れ。リスクヘッジによるもので、マネー洪水の分水嶺に差しかかる。清水順子氏のドル基軸通貨続くか。「3極化」か。大きな節目に■■■■■■(****)が獅子奮迅。ドットコムバブルに舞い上がった■■■■■■■(****)と並ぶ存在。胴元だけに打ってつけだ。当時も今も連日大商いに包まれ市場で大輪をつけた。今後予想される困難を解決する糸口になる。何しろ、10年後が問題。世界中で団塊の世代が80代前半に突入。ジュニアも50代後半。生産年齢人口高齢化と激減が起こり、現在のインフラを維持できなくなる見通し。日本の場合、毎年140万人死亡80万人出生という現状。10年後850万人の労働者が不足。500万人レベルの外国人が必要という。医療保険と年金が破綻し、70代になった高齢者がまだ働かないと経済が回らない。欧米や中国も大同小異で国民の大半何をしていいか途方に暮れるのが落ちだ。アマゾンが日本で暴れ出すと、10年後家電量販店やホームセンター、アパレル、GMSに食品スーパーなど赤字転落。起死回生を図るほかないという。当分、株と債券が儘ならず、暗号通貨が水先案内。1年で10年分動くといわれる。
日経平均先物によると、11日大証ミニ2万8080円(+0.20%)に対しラージ8120円、シカゴ円建て8125円。現物より約50円高い。ダウ先物3万5161ドル(+0.02%)。同約100ドル安い。VIX恐怖指数16.29(+1.20%)、WTI原油先物66.91(-2.01%)。金先物1739(+0.45%)、ビットコイン円5,129,628(+0.98%)。中国まちまち、香港小幅続伸。政府テコ入れを見越した動きだ。
11日の日経平均182円高。大引け2万8070円。TOPIX1954(+17)。東証一部の出来高11億6000万株、売買代金2兆6400億円。値上がり1498(値下がり621)。10年債0.035%(+0.005)。米10年債1.368%(+0.007)。上海総合が3532(+0.08%)で引けた。マザーズ指数の引け1088.72(+0.51%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■■■■(****)にアタリがきた。(了凡)