自動車業界のCASE 4日、日本の崩壊を止める第一歩 (2021.08.05)
続落。日経平均小陰線の引け。5日移動平均線2万7614円も下回った。4日、■■■■■■(****)の4~6月期発表が主因。4半期連結最高益を更新し通期予想従来通り。9970円(85円安)の引けだ。10年後の初動を物語るもので、利益が上場製造業の1割以上といわれ腰が引けた。半導体不足が改良・改善を促し引き締まったものの、中長期EV・自動運転を視野にガソリンと雇用を失うのが泣きどころ。実用段階に入ったAIと全固体電池を通じて参入障壁がなくなり、GAFAMはじめ世界レベルの大競争必至。後手に回ると国を挙げて行き詰まる旨述べた。慎重だけに期待をもてる。夜間取引を見ると、1万0010円(40円高)。初動ゆえ上出来で、QUICKコンセンサスによると通期営業利益2兆9191憶円(従来予想2兆5000億円)という。追って水準訂正が見込まれる。デルタ感染拡大や半導体不足の影響が10万台減産をもたらした。4~6月期、資材高騰700~800億円。原価改善650~750億円。北米の営業赤字685億円が2488億円の黒字に転換。2020年代、日本の崩壊を止める第一歩を踏み出した。企業が夢を持った人間の集団なら、何が起きても諦めず未来に挑戦。予言された未来を人間の力で変えるたび感動が沸き起こるという。8月4日、都のコロナ感染者数4166(前週同曜日比+989)対し死亡者数2301。五輪のメダル獲得数も米国と中国に次ぎ計40で第3位をキープしている。異論もあるが健闘の部類だ。日本の少子高齢化が20年先まで決まっているだけに、中国に対抗し日本を良い方向に変えるため、■■■■■■(****)抜きに前へ進めないという。1980年代から90年代にかけて自動車、電機、ロボット、コンピュータが台頭。90年代後半電機、コンピュータが海外勢にしてやられ、自動車とロボットが残った。そこに活路があるという。機械工学はエレクトロニクスと異なり、依然設計が唯一無二の重要技術で、日本製を上回る機械がアジアで生まれていない。そこへITとAIが加わるメカトロニクスの分野をGAFAMやバイドウ、アリババ、ファーウェイなど苦手としており、未来に重要な意味を持つコア技術といわれる。JR各社が鉄道事業を通じて都市圏のインフラ制御に成功したように、秒単位で運行する世界一進んだ日本の鉄道システムが自動車業界のCASE(ケース)。コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化を意味する次世代のクルマ像。これらはコンピュータソフトだけで動かず、運行にかかわる機械の技術や路線をつくり保守する土木・建築技術が不可欠。ITやAI企業がインフラに進出する際避けて通れない。米中とも日本の協力なしに事業が困難なわけだ。
日経平均先物によると、4日大証ミニ2万7505円(-0.16%)に対しラージ7500円、シカゴ円建て7505円。現物より約80円安い。ダウ先物3万4930ドル(-0.19%)。同約190ドル安い。VIX恐怖指数18.33(-5.76%)、WTI原油先物69.86(-0.99%)。金先物1813(+0.19%)、ビットコイン円4,150,007(-0.41%)。ポジション調整が尾を引いている。
4日の日経平均57円安。大引け2万7584円。TOPIX1921(-9)。東証一部の出来高10億7400万株、売買代金2兆4300億円。値上がり473(値下がり1648)。10年債0.000%(-0.005)。米10年債1.165%(-0.009%)。上海総合が3477(+0.85%)で引けた。マザーズ指数の引け1071.22(-1.32%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。自動車業界のCASEが解になった。(了凡)