証券ビュー

アンコール伊勢町

この儘で収まらない 正念場を迎え持久戦から消耗戦 (2021.07.20)

 週明け全面安。日経平均十字足の引け。正念場を迎えた。振替休日に伴う3日立ち合い。後半4連休、来週決算発表が本格化するため天下分け目。24日(土)にかけて満月売りと出ている。闇・光勢力がWスタンダードを巡り至るところでせめぎ合い。6月後半に均衡が破れ7月から混乱の憂き目。200日移動平均線2万7672円を下回り中長期不安が台頭してきた。19日英国がコロナ規制を解除し首相と財務相が隔離されたように、あり得ない常識が定着し混乱に拍車。15日明らかになったアリゾナ州マリコパ郡の不正投票監査も再三妨害に阻まれ水掛け論で幕引きという。年明け始まった中国の総量規制が日本のバブル崩壊直前に匹敵し、昨年中国のコロナ禍出生数前年比32%減。2015年1人っ子政策廃止後5年で44 %減と人口オーナス顕在化。地方政府がボーナス返還要求と支給停止に踏み切った。デルタ蔓延とワクチン接種に追われる政府や日本医師会も動揺を隠せない。五輪同様既得権の縛りが目立ち、都知事が市場を築地から豊洲に移転しながら何も解決しなかったのに等しい。利害対立が持久戦を生み消耗戦にもつれ込んだ。カネの切れ目が縁のきれめといわんばかり。主要国の法定通貨も行き過ぎた緩和マネーの反動。デジタル通貨や暗号通貨法制化に追い込まれ、この間格差拡大急ピッチ。何が正しいか判明するのに途方もなく時間がかかるようになった。4連休明け、主役不在の消耗戦。その後棹さす決算発表。日経平均のPERが13倍台に下がり打診買いが見込まれる程度。そちこち綱引きが続いている。16日、■■■■■■■(****)が■■■■■(****)に導出した6年越し★-■■■■■■第Ⅲ相(食道がん)の結果を発表。失敗というが、政府と日本医師会の既得権に挑戦した面もあり、国内外一連のパイプライン(治験)持ち越し。10月にかけて大村智博士(86)のイベルメクチン同様ノーベル賞候補なきにしもあらず。20日発売の「サンデー毎日」(8月1日号)に詳しい。世界25ヵ国で30年以上実績のあるイベルメクチン。今回コロナ予防投与85%、初期治療76%、後期同46%に効果があり、致死率改善70%以上。昨年5月いち早く承認したペルーがイベルメクチンと他の医薬品をセットで国民に大量配布。全国レベルで超過死亡が14分の1になったという。同博士と共同開発した米メルクが沈黙を守っている。新型治療薬モルヌピラビル開発中のため。米政府と12億ドル(約1300億円)開発承認の内諾を得たといわれ、1回670円のイベルメクチンと比較にならない。しかし、日本が五輪後アビガンとイベルメクチンを早期承認し、患者が国の補償で救済されると画期的。一事が万事、日経平均4万円につながる。日本の場合、昨年1月から今年4月まで預貯金約45兆円増加。コロナ前28兆円といわれ、一巡後2~3年記録的な好況も伝えられる。
 日経平均先物によると、19日大証ミニ2万7395円に対しラージ7400円、シカゴ円建て7375円。現物より約300円安い。ダウ先物3万4075ドル(-1.05%)。同約600ドル安い。VIX恐怖指数21.81(+28.22%)、WTI原油先物68.78(-3.86%)。金先物1801(-0.74%)、ビットコイン円3,375,403(-3.36%)。驚くにあたらない。
 19日の日経平均350円安。大引け2万7652円。TOPIX1907(-25)。東証一部の出来高9億5100万株、売買代金2兆0600億円。値上がり217(値下がり1912)。10年債0.010%(-0.005)。米10年債1.242%(-0.055)。上海総合が3539(-0.01%)で引けた。マザーズ指数の引け1136.99(-1.87%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。この儘で収まらない。(了凡)