一進一退焦ることない 闇勢力と光勢力が世界真っ二つ (2021.07.16)
続落。日経平均中陰線の引け。5日移動平均線2万8423円を下回った。14日ダウ44ドル高(13日107ドル安)を受けたもので、ダウ先物安に伴うポジション調整が主因。6月の米CPI前月比+0.9%と13年ぶり上昇。FRB議長の証言も「金融緩和の長期化」に見合う内容。米国でインフレと利上げの綱引きが尾を引く見通し。国内でも無観客五輪の落胆に開催間際のコロナ感染拡大、4~6月期決算発表を控え手詰まり。上方修正した■■■■(****)が漂流している。8月の期日をさておき、2月の窓埋め670円にこだわる■■■■■■(****)と似ている。日経平均が一目均衡表の雲下限2万8719円を下放れ、24日(土)にかけて満月売り。当分、干・満潮や新・満月など時間差で幕間つなぎ。闇勢力と光勢力のデスマッチが表沙汰になりそうだ。14日、キューバで民主化を巡る反政府デモが伝えられ、2019年6月香港に次ぐもの。首都ハバナで食糧のほか電力不足、パンデミックなど不満にカストロから62年ぶりという。同日、中国の河南、江西、広東省など公務員に賞与支給34万円返還要求。今後ボーナスなし。コロナに遮断された生命線が切れた状態。ワクチン後遺症も問題になり、福井県議会で某議員が憂国に駆られ知事に質問する件りが伝えられた。急拵え動物実験なしに特例承認。同意サインのもと無料で治験データを集めているという。15日、厚労省がモデルナ製ワクチンの接種年齢を18から12歳に引き下げる方針を固めた模様。国や医師会も闇勢力にやられている。同議員は、万一後遺症が出ると民族存亡の危機と訴え万雷の拍手が起きた。15日政府分科会の尾身会長が「行動制限に頼る時代は終わりつつある」と述べた通り。正しいか否か判明するのに時間がかかる。市場がいち早く経済合理性にブレーキをかけた。
日経平均先物によると、15日大証ミニ2万8140円(-0.32%)に対しラージ同、シカゴ円建て8120円。現物より約160円安い。ダウ先物3万4665ドル(-0.43%)。同約160ドル安い。VIX恐怖指数17.71(+8.45%)、WTI原油先物72.14(-1.33%)。金先物1826(+1.55%)、ビットコイン円3,501,849(-2.94%)。一喜一憂している。FRBの緩和継続観測が頼みの綱という。五輪後、超低金利と財政拡大による株高が転機を迎える説も有力。リーマン危機を境に2009年から12年上げっ放し。反動も大きいというわけだ。既得権を死守する闇勢力と開放を目指す光勢力がWスタンダードの帰趨を巡り世界を真っ二つ。7月から売り買い中立の構図が出来上がった。後半景気頭打ちを見越した動きで、大口資金が株から債券にシフト。暗号通貨もドットコム当時「ヤフー」が天下統一したように決勝トーナメントに入った。日本はコロナ対応がお粗末といわれるが、終わってみればトップクラス。アビガンやイベルメクチンの後押しが見込まれる。
15日の日経平均329円安。大引け2万8279円。TOPIX1939(-23)。東証一部の出来高9億7100万株、売買代金2兆1100億円。値上がり279(値下がり1839)。10年債0.010%(-0.005)。米10年債1.329%(-0.014)。上海総合が3564(+1.02%)で引けた。マザーズ指数の引け1160.70(-1.95%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)など。一進一退。焦ることない。(了凡)