打って変わる見込み イベルメクチン承認申請の動き活発 (2021.07.05)
前週末確り。日経平均小陽線の引け。5日ぶり自律反発とみられる。2日米主要3指数最高値更新をなぞるもので、市場予想を上回る米雇用統計を受けて出来上がった状態。6月の米ISM製造業景況感指数で雇用が境の50を下回る49.9。米政府の統計で4月の退職者が前年同月を上回ったほか、同民間の調査も回答者の41%が来年中に退職を検討中という。2日、VIX恐怖指数15.07(-2.65%)。市場の不安後退だけで説明できない。シティーグループの「パニック・ユーフォリア指数」によると、足もと陶酔の域。1年以内に下落の兆候。雇用増なしに持続的景気回復が困難で、賃金引き上げがインフレや金利上昇を促す構図に変わりない。5日、米独立記念日(7月1日)に伴う振替休日。念のため、ダウ先物を見ると3万4645ドル(+0.38%)。案の定、現物より141ドル安い。5月から米CPIとビットコインが重しになっている。後者の場合、仮想通貨10社がETFをSEC(米証券取引委員会)に上場申請し、8月末認可の有無が決まる見通し。カナダやブラジル、バミューダなどで認可され、バイデン氏からSEC委員長に任命されたゲンスラー氏がMITで暗号資産を講議した実績を買われただけに興味深い。これまでエルサルバドルやナイジェリア、パラグアイもビットコイン法定通貨を表明。ドル建て負債が積み上がり利上げに備える動きだ。ブロックチェーンによる金融の質的向上、世界で銀行口座のない17億人に福音をもたらす。多数のコンピュータ稼働による電力多消費の解決が課題。8月にかけて前向きな材料と考えられる。バイデン氏就任後コロナ感染が下火になり、ダウも10%上昇するなど順調に見えるが、4~6月期10年後を先取りする初動。7月早々頭打ちといえなくない。国内も4日都議選投開票から混乱に拍車。23日五輪開幕・9月5日パラリン閉幕のほか自民党総裁選と衆院任期満了を控え大わらわ。後半、打って変わる展開も考えられる。仮説にしても、イベルメクチンの評価が頗る高い。トランプ氏がギリアドのレムデシベル(エボラ出血熱治療薬)を飲み3日で快癒したというが、1928年ペニシリン以来の発明・発見といわれ効果4倍。放線菌とRNAウィルスの組み合わせが話題になった。北里病院・■■■■(****) がバージョンアップ。名古屋の興和も治験を始め海外と国内で承認申請に向けた動き活発。ワクチン(抗体)ならぬ治療薬で、ノーベル生理学・医学賞の大村博士(85)も後押し。国や医薬品メーカーがセットで保証し、製造・販売元メルクが動かなければ国内ジェネリック挙げて対応。五輪・パラリンを無事乗り切れば活期的。兵庫県尼崎市の「町医者」(長尾クリニック)が身を持って示した。
日経平均先物によると、2日大証ミニ2万8735円(-0.09%)に対しラージ8730円、シカゴ円建て8725円。現物より約60円安い。WTI原油先物75.04(-0.25%)。金先物1787(+0.61%)、ビットコイン円3,856,156(+2.67%)。いずれも踊り場だ。出遅れ修正の■■■■■■(****) を紹介する。■■■(****) 同様に再生可能なエネルギー大手。中長期大化けが見込まれる。
2日の日経平均76円高。大引け2万8783円。TOPIX1956(+17)。東証一部の出来高9億0400万株、売買代金2兆0700億円。値上がり1773(値下がり346)。10年債0.040%(-0.010)。米10年債1.437%(-0.018)。上海総合が3518(-1.95%)で引けた。マザーズ指数の引け1200.37(+0.01%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****) 、■■■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■(****) など。後半打って変わる見込みだ。(了凡)