新月買いが新たな一歩 兜町でも100年ぶり一世を風靡 (2021.07.02)
続落。日経平均小陰線の引け。後場下げ渋った。四半期・半期末の持ち高調整が一巡し、10年先の火蓋を切った初動。5日連続陰線を引き、75日移動平均線2万9050円、25日線2万8938円、5日線2万8885円も下回った。前日リーマン危機をトラウマにブレーキと述べたばかり。寄り前日銀が発表したDIを見ても、3ヵ月後大企業非製造業+3(2ポイント増)に対し同製造業13(1ポイント減)にとどまり、ワクチン相場に水を差した変異・デルタ株を警戒。安値もみ合いになった。伝えられた中国6月のPMI51.3(5月52.0)然り。分岐点50を14ヵ月連続上回り、7月1日中国共産党創立100周年。直後に債券イールド(利回り曲線)が上昇しデフォルト懸念表面化。地域の国有企業による債券約17兆ドルが対象。倒産許容度が高まっているのも事実で当局次第という。このほか日本時間2日未明に米ISM製造業指数、翌日米雇用統計発表を控え迂闊に出られない。5月にCPIショックを受けて幾らかマシになった。ビットコインの暴落も同根で7~9月期修正場面。10~12月期本番とみられる。世界の住宅市場が過熱しているためで、米国はじめ英国、中国でも大幅な値上がり。ブルームバーグによると、年間2ケタの上昇率で2006年以来ハイペース。金利が上昇すると株より影響が大きいだけに頭を冷やす場面だ。6月30日、ウォール街でリバースレポ1兆ドル(約110兆円)が話題。FRBが金融機関から資金を吸収するものでピーク更新。6月に入り1日平均6000億ドルといわれ短期資金が続々FRBに戻り始めた。この上、雇用が回復するとテーパリング(緩和縮小)の段取りだが、6月に1兆ドル戻ってきた現状から当分大きな動揺を考えにくい。今後複数の米地区連銀総裁講演や7月FOMC、8月ジャクソンホールなど心配の種が減る見込みだ。
日経平均先物によると、1日大証ミニ2万8635円(-0.02%)に対しラージ8630円、シカゴ円建て8625円。現物より約80円安い。ダウ先物3万4416ドル(+0.05%)。同約90ドル安い。VIX恐怖指数15.80(-1.37%)、WTI原油先物74.77(+1.77%)。金先物1775(+0.20%)、ビットコイン円3,708,001(-4.83%)。いずれも行方が定まらない。10種類の動物感染が広がったコロナ。集団免疫を期待できず急ごしらえのワクチンに振り回され、4日投開票の都議選から混乱に拍車。首都圏蔓延防止(11日)延長のほか東京限定で緊急事態宣言も取り沙汰され、23日五輪開幕。パラリン最終9月5日まで続く。ドタキャンしてもコロナの収束困難で前に進むほかない。東京五輪と来年の北京冬季五輪がコロナ後を左右する見通し。7月10日(土)にかけて新月買いが新たな一歩。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)にかかっている。
7月1日の日経平均84円安。大引け2万8707円。TOPIX1939(-4)。東証一部の出来高8億3300万株、売買代金1兆9800億円。値上がり767(値下がり1297)。10年債0.035%(-0.020)。米10年債1.476%(+0.007)。上海総合が3588(-0.07%)で引けた。マザーズ指数の引け1200.21(-0.60)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。大谷翔平(26)がメジャーリーグで100年ぶりベーブ・ルース(1895~1948)の生まれ変わり。兜町でも100年ぶり一世を風靡する銘柄が出番待ちだ。(了凡)