証券ビュー

アンコール伊勢町

週末に山場を迎える FRB議長証言とラッセル指数 (2021.06.23)

 全面高。日経平均大陽線の引け。25日移動平均線2万8794円を上回った。21日米主要3指数大幅高によるもので、前日過剰反応の修正場面。ダウ109%にひきかえ日経平均91%の戻り。日銀が前日2ヵ月ぶり701億円ETFを買った模様でうん蓄がある。5月のCPIショック2070円安に対し2番底。日本時間23日未明FRB議長の議会証言が新たな手掛かり。25日米ラッセル指数年次入れ替えでダメ押しとみられる。引け間際約15分に集中し、ラッセルに連動する運用資産昨年末10兆6000億ドルから記録的な大商い。当日満月で落とし前をつけるのにふさわしい。市場の一部で2013年バーナンキショックをトラウマに今回の議会証言と向き合う動きもあり緊迫している。同証言後、複数の米地区連銀総裁講演があり、7月のFOMCや8月ジャクソンホールでもテーパリングと利上げが焦点。インフレと金利の綱引きが続く見込み。NYタイムズによると、昨年12月9000億ドルに続き3月1.9兆ドルの景気対策がワクチン接種と相俟って米経済を予想以上に押し上げた。今後財政支援縮小にも拘らず拡大すると考えにくい。米財務省は、今月計2000ドルの給付金延べ3959億ドル拠出を発表。第1四半期の成長率を8.5%押し上げた。しかし、第2、3四半期ネガティブになり、第4四半期と2022年に成長に対する障害も見込まれる。家計がコロナ禍お金を貯め込んでいるのも事実で、昨年3月以降平均2800億ドルと2019年平均1030億ドルを大幅に上回った。裕福であればあるほどお金を使わないのも問題。FRBの理事が「財政上の追い風が来年逆風に変わる」と述べた。これ以上需要を押し上げインフレリスクを高める給付金がない。米国の消費者や企業がエコノミストの予想通り動くか注目する必要があるという。ワクチンを少なくとも1回接種した人の割合によると、米国53.03%に対し日本18.31%(22日現在)。本来、接種後が問題で今年後半から来年割り引く必要がある。一方、気になるのがビットコイン。前日■■■■■■(****)の窓埋め目前。25日にかけて正念場を迎える。ブルームバーグによると、3万ドル割れ大打撃。仮想通貨全体に大規模な売りをひき起こすという。ドルをはじめ主要国の法定通貨が大規模な金融緩和で伸び切っているためだ。今後ブロックチェーンによるビットコインと補完関係。中長期分散型シフトにより新たな成長が見込まれる。よって、3万ドル割れより半値戻し4万7600ドル。デッドクロス後、ゴールデンクロスが予想される。イベルメクチンの臨床計画と10倍以上抗ウィルス活性化プロジェクトも新たな手掛かり。■■■■(****)が出番待ちだ。
 日経平均先物によると、22日大証ミニ2万8765円(-0.07%)に対しラージ8760円。シカゴ円建て8755円。現物より約130円安い。ダウ先物3万3776ドル(-0.04%)。同約100ドル安い。VIX恐怖指数17.55(-15.22%)、WTI原油先物72.69(-0.59%)。金先物1783(+0.05%)、ビットコイン円3,472,820(-0.50%)。まだ収まらない。
 22日の日経平均873円高。大引け2万8884円。TOPIX1959(+60)。東証一部の出来高11億7300万株、売買代金2兆7700億円。値上がり2107(値下がり69)。10年債0.050%(+0.010)。米10年債1.483%(-0.013)。上海総合が3557(+0.80%)で引けた。マザーズ指数の引け1170.13(+1.24%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。週末に山場を迎える。(了凡)