NYで強気が36.5% 日本も黄金の20年代を疑似体験 (2021.05.19)
急反発。日経平均大陽線の引け。5日移動平均線2万7982円を上回った。米主要3指数反落を受けたもので、CPIショック2070円安の反動。寄り前発表された2021年1~3月期GDP年率-5.1%に対し、米株先物がプラス圏のほか台湾の加権指数も5%余り上昇。後場押し目買いに確りだ。6年2ヵ月ぶり上場来高値を更新した■■■■■■(****)がリード。■■■■■(****)や ■■■(****)も堅調でたちまち半値戻し2万8535円に迫った。米国のCPIが4月4.2%上昇したように、日本も1~2年後それ以上跳ねるとみられる。■■■■■■(****)の場合、12日中長期倍返し1万2600円と述べた。日経平均換算4万3200円。今後、■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など日経平均採用が見込まれ日本も値嵩ダントツの時代。業界トップのシェア上昇が予想される。4~5月100年周期の一服。後日、集団免疫獲得から黄金の20年代を疑似体験。まだ走りに過ぎない。18日付日経夕刊の「十字路」が興味深い。曰く、経済が過熱しインフレ再燃には労働需給の逼迫と賃金インフレの加速が不可欠。政府部門を加え米就業者の86%を占めるサービス部門で賃金上昇が起きないと、銅や鉄鉱石など商品が高騰しても部分的なもの。米就業者推移を見ると、2021年1~4月期約40万人ペース。同ペースでコロナ前の水準に戻る時点を計算すると22年9月。それまでタイトにならない。問題は回復を支える財政が大き過ぎる。個人所得が現金給付や失業手当で5兆ドル増える一方、給与所得0.1兆ドル止まり。商業銀行の預貸率も直近62%という。つまり、米国が財政赤字拡大と民間部門の弱体化によりゼロ成長に落ち込んだ日本に近づいたという。4月のCPIにしても、航空チケットやホテル、パソコン、中古車、ガソリンなど全体の7%に過ぎず、残り93%が0.3%上昇にとどまった模様。いわば、残存者利益を巡るデスマッチに入った。日本が欧米や中国の植民地にならなかった唯一の国で、コロナ禍、10年先の初動をトヨタの上場来高値更新で飾った18日、胸のつかえが下りた。2050年カーボンニュートラルを実現するため、4月13日首相が福島第一原発の処理水海洋放出を決定。まる10年改良・改善を重ね、地元漁業者の納得が得られない時の政治責任。首相はコロナ対応を続けながらグリーン、デジタル、少子化対策にも取り組んでいる。前週末、次期エネルギー基本計画の2030年度電源構成で再生エネルギー倍増、火力4割引き下げ、原発25基再稼働(現在9基稼働)など今夏エネルギー基本計画を見直すという。13年整理の末、■■■■■(****)が動き始めた。14日S高の■■■■■(****)も14年ぶり。日本や世界に不可欠な存在。ハイテク装備で期待をもてる。
日経平均先物によると、18日大証ミニ2万8330円(-0.46%)に対しラージ同、シカゴ円建て8340円。現物より約70円安い。ダウ先物3万4319ドル(+0.18%)。同約10ドル安い。VIX19.65(+4.47%)、WTI原油先物66.58(+0.45%)。金先物1870(+0.18%)、ビットコイン円4,927,518(+3.46%)。イスラエルのパレスチナ空爆がしらけて見える。
18日の日経平均582円高。大引け2万8406円。TOPIX1907(+28)。東証一部の出来高12億3100万株、売買代金2兆7500億円。値上がり1817(値下がり322)。10年債0.080%(+0.005)。米10年債1.638%(-0.013)。上海総合が3529(+0.32%)で引けた。マザーズ指数1069.50(+2.56%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。NYで強気が36.5%(1ヵ月前56%超)という。19日、取材のため20日付本欄休載の予定です。(了凡)