第4次産業革命と連動 ゴールデンクロスならゴーサイン (2021.04.27)
週明け反発。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万8988円を下回った。前週末米主要3指数反発を受け週末までイベント尽くめ。この間、主要企業の決算発表が相次ぎ取りつく島もない。月末を控えリバランス(配分比率)に行き着く流れだ。カナダの中銀がコロナワクチン普及に伴いテーパリング(段階的な緩和縮小)を打ち出す一方、23日アリゾナ州の米大統領選210万票再集計が手作業で始まった。国内で自民党が衆参3選挙で敗北しても驚くに当たらない。26日の満月売りむべなるかな。5月12日(水)新月買い然り。セルインメイで収まらない。ロイターによると、ウォール街で上昇一服の見方が広がり、持続か売りか気迷い。米成長率が4~6月期ピークといわれ、後日一定の修正が見込まれるという。欧米でワクチン接種による経済正常化が相当織り込まれ、遅々として進まない日本の出遅れに苛立ちもうかがえる。■■■■(****)や■■■■(****)にも明らかでワクチンの多寡に関係ない。まさかに備え、待機資金を確保したところで何も生まないことも事実。正しいか否か判断するのに時間がかかる。ウォールストリート・ジャーナルによると、あらゆる資産に対し投資家の期待が目に余るという。狂乱の1920年代や20年前のドット・コムバブルを彷彿するもので、ファンダメンタルズに関係なく際限ない膨張。S&P500種のPER(株価収益率)が現在約26倍。26年先まで織り込んでいる。他方、CAPEレシオ(景気循環調整後のPER)約38倍。1999年10月同44倍でピークアウト。なお2割前後上昇余地がある。S&P500種のうち数十社平均を上回り、テスラ1130倍、エスビデア86倍。割高ゆえにクラッシュすると限らない。手仕舞いが早すぎると魅力的なリターンを得られない。FRBが2023年まで政策金利ゼロ近辺を表明し、相場が上昇すればするほど支払う代償も大きくなるという。FRBも大きな政府の一部で財政・金融しめて刺激策計米GDP比28%で最高。先進国の平均で40%にのぼる。大きな政府がさらに大きくなる見通しだ。第4次産業革命と連動するもので、AIや5G、DXに水素、全固体電池など2050年カーボンニュートラルも視野に入った。第1次が18世紀後半から19世紀にかけて蒸気機関誕生。第2次軽工業から重工業、第3次コンピュータ登場を受けたもの。第1次の場合、英国で農業革命の延長上に蒸気船や同機関車が生まれテスラ以上。春分当時10年先の初動を形成しただけに的を得ている。5日線と25日線2万9376円がゴールデンクロスならゴーサインだ。
日経平均先物によると、26日大証ミニ2万9150円(-0.05%)に対しラージ同、シカゴ円建て9155円。現物より約30円高い。ダウ先物3万3950ドル(+0.03%)。同約90ドル安い。VIX恐怖指数18.09(-3.31%)、WTI原油先物61.12(-1.64%)。金先物1779(+0.06%)、ビットコイン円5,602,022(+8.59%)。陣取り合戦が続いている。
26日の日経平均105円高。大引け2万9126円。TOPIX1918(+3)。東証一部の出来高9億7400万株、売買代金2兆0800億円。値上がり942(値下がり1139)。10年債0.070%(+0.005)。米10年債1.584%(+0.025)。上海総合が3441(-0.95%)で引けた。マザーズ指数の引け1220.52(+0.68%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。■■■■■■■(****)の割当28日。行使価額を上回るとGW明け面白い。(了凡)