米景気回復K字型に 裾野広がらないと株高見込めず (2021.04.15)
反落。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万9677円を下回った。13日ダウ68ドル安(一時199ドル安)を受け、米ワクチン期待後退と長期金利低下によるもの。国内で大阪府が感染最多、新たに4県蔓延防止検討も伝えられ、売り一巡後下げ渋った。米ワクチンの場合、CDC(米疾病対策センター)とFDA(米食品医薬品局)の共同声明。ジョンソン&ジョンソン製接種に伴う血栓事例6件が明るみに出た。3月の米CPI総合指数前月比0.6%・前年同月比2.6%上昇。前月比2012年、前年比18年以来最大。にも拘らず、FRB議長が物価上振れを見越し金融緩和長期化を示唆。アルケゴス関連取引を把握していることも好感された。13日、S&P500種が最高値を更新しナスダック反発。バランスを取っている。ウォール街の情報によると、米景気回復がK字型で格差拡大。裾野が広がらないという。Kの右上の企業だけで持続的な株高を見込めないわけだ。日経平均にしても、25日線2万9526円が下値の目安。5日線と強弱感が対立し、下回らず反発しても戻り売りを浴び、割り込めば調整が長引くという。■■(****)の買収相場が典型。価格の多寡より国や業界の利害や機密に関与。緩和マネーで雌雄が決まると考えにくい。■■■■■■■■■■■■(****)と■■■■(****)も持久戦になった。リーマン危機から13年。次第に免疫力がつき、合理的な反転が見つかるはず。■■■■(****)もそうだ。見切り発車しても仕切り直し。高値整理と考えられる。
日経平均先物によると、14日大証ミニ2万9610円(-0.02%)に対しラージ同、シカゴ円建て9630円。現物と横並びだ。ダウ先物3万3571ドル(-0.01%)。同約120ドル安い。VIX恐怖指数16.69(-1.30%)、WTI原油先物61.15(+1.61%)。金先物1742(-0.28%)、ビットコイン円6,994,061(+1.05%)。ビットコインの上げが目立つ。14日ナスダックに上場するコインベースの時価総額が約1000億ドル(約11兆円)といわれ先回り買い。関係分■■■■■■(****)の倍返し1323円が目前に迫った。12日ファイナンスを発表した同■■■■■■■(****)も出番待ち。4月28日割当で新株予約権35万個(当初行使価額123円)発行。開発中の低分子医薬やがんペプチドワクチン、抗体医薬など国内外進行中の治験等全力を挙げる。潜在株が3500万増加し2割弱希薄化するため小甘い。しかし、前期末■■■■■(****)のマイルストーン(第Ⅲ相)を計上し前途に光明。今回大和が一手に引き受ける資金調達(約43億円)で起死回生の運び。12日、4~5月面白いと述べた。調整場面なら追い風になりそうだ。
14日の日経平均130円安。大引け2万9620円。TOPIX1952(-6)。東証一部の出来高10億3600万株、売買代金2兆2500億円。値上がり739(値下がり1376)。10年債0.085%(-0.015)。米10年債1.629%(+0.010)。上海総合が3416(+0.60%)で引けた。マザーズ指数の引け1235.15(+1.55%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■■(****)が東大と共同で「XR」(バーチャル触覚実現)に新技術を開発したという。13日、IOCが東京五輪を必ず開催する旨表明。パンデミックな状況下で世界が初めて一堂に会する機会だ。異論もあるが、ここまで来たら前に進むほかない。ホロスコープ(天体配置図)の所見通りだ。(了凡)