米大きな政府受け入れ 初動形成いずこも同じ穴のムジナ (2021.04.09)
小反落。日経平均小陽線の引け。もみ合いだ。7日ダウ16ドル高、ナスダック9ポイント安を受け膠着状態。同日FOMC議事要旨から現行の資産購入が続くとみられ、S&P500種最高値更新。16日の日米首脳会談、前後に企業の決算発表を控え大半見送られた。■■■■■■■■■■(****)や■■■■■■■(****)など小売り・流通が一巡し、9日■■■■(****)が製造業一番乗り。大阪に続き東京もコロナ蔓延防止が伝えられ景気楽観論後退。東証一部の出来高11億3400万株、売買代金2兆5400億円にとどまった。値上がり285(値下がり1883)に過ぎない。日経平均に限れば、1年前から5割以上水準訂正しただけに買いたい弱気。売りたい強気も結構多い。圧倒的な値下がりにめげず引けにかけて下げ渋った。ウォール街に流れた「ゴルディロックス」(適温相場)が追い風。JPモルガンによるものだ。FRBの政策運営に呼応していいとこ取り。5年物米国債が決め手という。5日0.98%と1年2ヵ月ぶり1%目前に迫り2022年の利上げを織り込む一方、7日0.84%まで下がり3月の金利上昇が行き過ぎとの見立て。VIX恐怖指数が一時16台に下がり、コロナ前20年2月以来の水準になったのも手掛かり。金利の先行指標といわれるユーロドル先物によると、FRBが22年末までに利上げを開始。さらに、24年の早い時期まで3回利上げ。少なくても24年までゼロ金利を据え置く旨示唆。FRBの見解と大きく異なるものだ。バイデン氏の「大きな政府」は体制側の既得権によらず、左翼的な学者やシンクタンク、SNSによるもので、市場がインフラ財源に米法人増税275兆円(15年)を受け入れ始めた。ネタが大き過ぎて飲み込めないものの、経済より政治要因。米ドルをはじめ株、債券トリプル安を避ける上でも10年先の初動形成。いずこも同じ穴のムジナになった。
日経平均先物によると、8日大証ミニ2万9620円(-0.17%)に対しラージ同、シカゴ円建て9610円。現物より約100円安い。ダウ先物3万3338ドル(+0.03%)。同約100ドル安い。VIX恐怖指数16.99(-6.24%)、WTI原油先物59.33(-0.74%)。金先物1747(+0.32%)、ビットコイン円6,225,027(+0.89%)。金とビットコインが横を向いた。日経平均現物が5日移動平均線2万9815円と25日線2万9406円の間でもみ合い。前日述べた12日新月、27日満月を変化日にボックス離れ。新しい時代の夜明けを迎える。とやかくいう前に身の回りの変化が凄まじい。これまで馴染んだ街や店が続々姿を消し、自分が新しい時代に取り残されることを痛感する。昨年の冬至、立春、春分を通じて10年先の初動形成に■■■■■■(****)が打ってつけ。今秋にもマネー大乱が予想されるためで、■■■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■(****)など周回遅れ。大詰めに■■■■■■■(****)が大車輪のイメージ。4~5月緒戦にふさわしい。
8日の日経平均21円安。大引け2万9708円。TOPIX1951(-15)。10年債0.095%変わらず。米10年債1.645%(-0.026)。上海総合が3482(+0.08%)で引けた。マザーズ指数の引け1224.39(-0.29%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。意外なほど多い。(了凡)