春分に初動が決まる 大型バリュー中心に史上最高値更新 (2021.02.17)
続伸。日経平均小陽線の引け。伸び悩んだ。1月14日の戻り高値2万8979円から同29日安値の倍返し3万0329円に相当し、前日述べたTOPIX2000ポイントを日経平均に換算すると3万0720円。一時3万0714円をつけた。NYがワシントン生誕祭にちなみ休場。時間外取引で米株先物高を手掛かりに乗り換え活発。買い戻しが一巡し腰砕けになった。昨年9月28日、日経500種が史上最高値を更新。以来、同11月25日の日経平均トータルリターンインデックス(配当込み)と1月13日ドル建て日経平均も続き、日経平均とTOIPXの出遅れ解消が現実になった。16日、ともに史上最高値更新の扉が開いたという。昨年12月22日(冬至)、立春(2月3日)を通じてグロースからバリューシフト。春分(3月20日)にかけて大型バリューリード。グロースと循環物色が予想される。日経平均とTOPIXに大型バリューの組み入れが多いためだ。15日GDP速報値12.7%増(2020年10~12月期)が伝えられ2四半期連続プラスになったが、1~3月期の民間予測7.7%減とあってガス抜き。コロナ禍、金融緩和と財投によるテコ入れが前提。ワクチン接種で高齢者完了(4~6月)を視野に3月10~12日IOC総会、同25日聖火リレースタートの予定。4月25日衆参補選、7月都議会選、10月21日衆院任期満了まで大筋じり高が見込まれる。決算発表が峠を越し全固定型電池がポストコロナの焦点になった。AIや5G、DX(デジタルトランスフォーメーション)の開花を促すもので、ホロスコープ(天体配置図)の「あっと驚く出来事が起こる」に相当する。2050年「カーボンニュートラル」を先取りする動き。御大■■■■■■(****)が大型バリューの中心になりそうだ。■■■■■(****)の全固定型電池も面白い。2020年度下期から滋賀工場で月産10万個量産。容量2~25ミリアンペアで在来の100倍という。2017年、リチウムイオン電池を世界で初めて商品化した■■■(****)の事業を買収。MLCC(小型セラミックコンデンサ)で蓄積した固体デバイス技術と融合したもの。将来、ワイヤレス充電IC(集積回路)と組み合わせモジュール一体化を目指すという。このほか、関係分の■■■■(****)や■■■(****)など倍返し・テンバガー候補。春分を目安に初動形成が注目される。
日経平均先物によると、16日大証ミニ3万0480円(-0.39%)に対しラージ同、シカゴ円建て0515円と現物より約30円高い。ダウ先物3万1598ドル(+0.64%)。同約140ドル高い。VIX恐怖指数21.08(-0.80%)、WTI原油先物59.78(+0.55%)。金先物1823(+0.02%)、ビットコイン円5,172,000(+1.87%)。仮想通貨の拡大が目立つ。ブロックチェーンを基盤技術に金融、不動産、電力取引。選挙、行政、ゲームにも応用される。
16日の日経平均383円高。大引け3万0467円。TOPIX1965(+11)。東証一部の出来高14億0900万株、売買代金3兆0200億円。値上がり846(値下がり1251)。10年債0.075%変わらず。米10年債1.242%(+0.034)。上海総合休場。マザーズ指数の引け1320.73(+0.49%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。われわれも春分に10年後の初動が決まる。(了凡)