ミクロの流れ変わる 日本もマクロ株高で富裕層に恩恵 (2021.01.27)
反落。日経平均小陰線の引け。5日移動平均線2万8656円を下回った。25日ダウ36ドル安(一時432ドル安)を受け、時間外の米株先物やアジア株安が主因。ナスダックとS&P500種の最高値更新を手掛かりにハイテク確り。29日(満月)を変化日に2月3日(立春)が1週間後に迫った。主要企業の決算発表をきっかけにミクロの流れが変わるとみられ、3月20日(春分)を目安に初動のスキームを固める場面。前日述べたように、コロナ第2・3波を吸収しAIや5G、DX(デジタルトランスフォーメーション)などデジタル革命を視野。マクロで上昇相場到来と考えられる。ホロスコープ(天体配置図)に沿ったもので、100年前のスペイン風邪をモデルにダウ100ドルの往来が381ドル。2003年SARSを受けた上海総合も1600ポイントから6000ポイントに様変わり。前例を踏襲した。コロナ禍にあってブロックチェーン(分散型台帳)が決め手。複数のコンピューターに暗号技術を組み合わせ、一定期間の取引データをブロック単位にまとめる一方、コンピューター同士で検証し正しい記録をチェーン(鎖)でつなぎ改ざんできない仕組み。2018年から3年■■■■■■■(****)とつき合い、21年9月にデジタル庁が発足する運びから、2月9日閣議決定を見越して■■■■■■■(****)を紹介した。マイナンバーカードや健保・運転免許証、自治体のシステム統一などDX切り替えの典型。100年に1度特需が見込まれる。2月10日に決算発表の予定。急がば回れだ。日経平均先物によると、26日大証ミニ2万8690円(+0.58%)に対しラージ8700円、シカゴ円建て8685円。現物より約150円高い。逆に、ダウ先物3万0866ドル(-0.01%)。同約90ドル安い。VIX恐怖指数23.15(+5.66%)、WTI原油先物52.87(+0.17%)。金先物1851(-0.19%)、ビットコイン円3,288,000(-1.99%)。決算発表の影響もうかがえる。25日NY市場でメルクのワクチン開発中止、入国規制、追加経済対策200兆円にも疑問符がつき一時動揺した。しかし、ロビンフッドで取引する個人活況。ゲームストップが片時前週末の倍以上に急騰した。米国の場合、FRBが印刷したお金を政府債務返済に回している。インフレが起きないため問題ないというが、使い道を決められず資産インフレを招いた。1970年代に世界経済と同規模だった金融市場が4倍に膨張し、その恩恵を富裕層が受けているという。米政府の景気対策が拡大するのに伴い、所得で上から1%の家計純資産が過去30年300%増。次に9%の家計同200%増。さらに、40%の家計同100%増。残り50%の家計同ゼロ。1割が純債務を抱えている。何10年も景気刺激の累積で資本主義が弱体化。ダイナミズムを失い公平さも後退。ポピュリズムの怒りを招いた。日本も似たようなことが起きる。マクロ株高がもたらすものだ。
26日の日経平均276円安。大引け2万8546円。TOPIX1848(-14)。東証一部の出来高10億7000万株、売買代金2兆3100億円。値上がり830(値下がり1276)。10年債0.030%(-0.005)。米10年債1.046%(+0.014)。上海総合が3569(-1.51%)で引けた。マザーズ指数の引け1270.50(-2.35%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)など。■■■■■■■(****)がじり高。緊迫してきた。(了凡)