証券ビュー

アンコール伊勢町

出遅れ中心に嵩上げ マクロで上昇デジタル革命視野 (2021.01.26)

 週明け反発。日経平均高値引け。戻り高値を更新した。材料待ちでもみ合う中、米PMI(1月の購買担当者指数)が予想を上回りS&Pミニ先物堅調。中小型や内需出遅れ中心に嵩上げ。東証一部の値上がり1449(値下がり654)にのぼる。米新政権200兆円の追加対策を蒸し返し、26~27日FOMC(米連邦公開市場委員会)や27日FRB議長会見を打診する動き。今週から2020年10~12月期決算発表が本格化。個別物色の公算が大きい。前日述べたように、旧オバマ氏の政権復活が本尊筋の狙い。トランプ氏4年の分断を埋めるもので、ゴルディロックス(適温相場)の再現に漕ぎつけた。ブルームバーグによると、フロス(細かなバブル)が泡立つ気配。SPAC(特別買収目的会社)ブームの行き過ぎと赤字企業の大商いを除き過去平均バリエーションを下回る水準。時価総額のシェアが小さいだけに問題ないという。このため、コロナ第2・3波を吸収しAIやIoT、5G、DX(デジタルトランスフォーメーション)などデジタル革命を視野にマクロ上昇相場到来。ホロスコープ(天体配置図)に沿って立春、春分に初動形成とみられる。スペイン風邪(1918~19)のパンデミック(世界大流行)を踏まえ、第1次大戦後の反動をこなし1929年ダウ381ドルをつけた経緯に似ている。当時ダウ100ドルのボックス相場が10年以上続き共通項を見出した。2003年SARS(重症急性呼吸器症候群)を受けた上海総合にも当て嵌まる。1992年の高値以降1600ポイントの大揉みが、SARS後ITバブル崩壊の余波を受けながら2007年6000ポイントに上放れ。パンデミックに伴う中国の前例も興味深い。25日の日経平均引け坊主が走り。横ばいだった5日移動平均線2万8673円が目を剥いた。日経平均先物によると、25日大証ミニ2万8735円(-0.16%)に対しラージ8730円、シカゴ円建て8725円と現物より約100円安い。ダウ先物も3万0886ドル(-0.08%)で同約110ドル安。VIX恐怖指数22.48(+5.44%)、WTI原油先物52.64(+0.71%)。金先物1855(-0.06%)、ビットコイン円3,428,541(+2.29%)。上値が重い。引け後、■■■■(****)が上方修正。年初来高値を更新した。いずれ1999年の上場来高値3万円も夢でない。米中対立の煽りを受け半導体のスーパーサイクルが続くとみられ、軍・民需ともに旺盛。5GやDX向け桁外れの大型投資が支援材料。関係分の■■■(****)や■■■■■■(****)スケール拡大。■■(****)が29日、3年半ぶり東証一部に復帰。否応なく盛り上がる。24日、大相撲初場所で平幕の大栄翔が初優勝。三役以上総なめで埼玉県出身、追手風部屋でも初。横綱や大関棚上げの活躍を見せた。幕下で25年振り9人の優勝決定戦や序の口50歳の華吹(はなかぜ)が勝ち越すなど実に愉快。世界の縮図と考えられる。
 25日の日経平均190円高。大引け2万8822円。TOPIX1862(+5)。東証一部の出来高10億1600万株、売買代金2兆1000億円。10年債0.035%変わらず。米10年債1.081%(-0.003)。上海総合が3624(+0.48%)で引けた。マザーズ指数の引け1301.12(+0.70%)。年度末IPOラッシュが見込まれる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■■■■(****)よし。ブロックチェーンが決め手だ。(了凡)