証券ビュー

アンコール伊勢町

市場がコロナ対策催促 100年に1度桁違いのDX特需 (2021.01.20)

 3日ぶり反発。日経平均大陽線の引け。5日移動平均線2万8509円を上回った。ザラ場ダウ先物高を手掛かりに指数採用や半導体関連が買われ、■■■■■■■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)で154円貢献。下駄を履いたまま東証一部の値上がり912(値下がり1187)にとどまった。18日捨て子線(十字足)を引き、あわや下放れと胸騒ぎ。裁定売り残の買い戻しもありスピード調整。20日バイデン氏の就任式までラリーが続くという。一方、18日自民党経済成長戦略本部の会合。政府のコロナ対策が不十分で10月にかけて衆院選に響くとの声続出。昨年末総事業規模73兆円、財政支出40兆円に対しコロナ対策6兆円足らず。コロナ後経済再構築18兆円、国土強靭化5・6兆円など終息後に後押しする内容。第3波や緊急事態宣言の対応がなっていない。2020年度の予備費4兆円と21年度同5兆円程度の追加支出にも明らか。全国一律10万円再支給要請に対し、財務相が「今の段階で必要なし」と述べ、後手・小出し・場当たりに回る政権批判噴出。1都3県から7府県に広がった特措法による緊急事態が14日から2月7日まで続き、現場の悲鳴がなりやまない。政府は25日予算委員会を開催し3次補正、特措法改正、21年度予算を審議。3月2日本予算通過を目指しているが、国民の反発が大きいだけに市場自ら必要な対策を催促する場面。29日(金)満月売り、2月12日(金)新月買いと出ている。日経平均先物によると、19日大証ミニ2万8720円(+0.19%)に対しラージ同、シカゴ円建て8710円と現物より約80円上鞘。ダウ先物も3万0868ドル(+0.48%)と約50ドル上振れ。VIX恐怖指数22.87(-1.59%)、WTI原油先物52.52(+0.19%)。金先物1841(+0.70%)、ビットコイン円3,867,815(+0.68%)。曲がりなりにこなれている。ロイターによると、バイデン政権が金融2当局トップに強硬派を指名。ウォール街にとって逆風下というものの丁度いい。2021年9月発足する「デジタル庁」を前に■■■■■■■(****)が助走開始。19日1193円で引けた。2月9日予想される設置法案関連6法閣議決定を口火に本格化。倍返し、テンバガーも考えられる。デジタル政府にブロックチェーン採用が見込まれ、マイナンバーカードや健康保険証、運転免許などに拡大。国や自治体のシステム統一にデータ活用も「見える化」が進む見通し。格差が緩和されると好感されるに違いない。同社は現在、DX(デジタルトランスフォメーション)の扉を開けたばかり。国や自治体、公共企業など約3割官公需が占め収益に貢献。100年に1度桁違いの特需が見込まれる。昨年9月1691円を高値に3月まで権利つきだ。このほか、■■■■■■■(****)が135円の引け。「初押し」が買いになった。引く手あまたの材料に1300万株こなし三つ目の山。オーナー中村名誉教授(78)が米TVドラマ「シカゴメッド」に嵌まったといわれ、国内より海外の評価が高い。ヒトゲノム(遺伝子)解読により癌ワクチン開発に道筋をつけ今年もノーベル賞候補。時価総額僅か238億円が魅力の一つだ。
 19日の日経平均391円高。大引け2万8633円。TOPIX1855(+10)。東証一部の出来高10億0600万株、売買代金2兆1900億円。10年債0.040%(-0.005)。米10年債1.108%(+0.020)。上海総合が3566(-0.83%)で引けた。マザーズ指数の引け1235.92(-0.05%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。今年のIPOにDX関連ぞろぞろ。大型案件も増えるという。(了凡)