証券ビュー

アンコール伊勢町

和戦両様で臨むところ 欧米や中国に先越され待ったなし (2021.01.15)

 5連騰。日経平均大陽線の引け。後場中頃伸び悩んだ。米主要3指数反落によるもので、14日米追加経済対策に機械受注(昨年11月1.5%増)を受けて買い戻しを迫られ売り方が抵抗。長い上ヒゲを出し25日線との乖離率5.86%に過熱感。5日線2万8189円が上向いた儘高値波乱になった。12日一時1.18%に上昇した米10年債が13日1.07%。原油先物も7日ぶり反落し、20日米大統領就任式を控え混乱や懸念がうかがえる。前日同様■■■■■(****)と■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)3銘柄で130円貢献。バブル期に匹敵する需給相場だ。日銀のETF購入やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の長期投資、企業の自社株買いなど需給好転。コロナ禍下火になった自社株買い再開も考えられ、中長期日経平均3~4万円が視野に入った。そこへ、米民主党の「トリプルブルー」が実現し大きな政府の渦巻き。13日米下院が「議会占拠扇動」を理由にトランプ氏弾劾訴追を2度可決。全米挙げて袋叩きだけに「お礼参り」も半端でない。トランプ氏は米国のリストラを5年繰り上げたといわれ、民主党のスポンサーでディ―プステート(産軍複合体や国際金融資本、大手IT・メディア)から反感を買ったまま。不正とシコリが尾を引いてバイデン氏短命説が定着。20日反動なければ節分か彼岸底と述べた所以。早い話、駐留米軍の沖縄撤退が2027年といわれ公然の秘密。しばしば北朝鮮や中国の軍事威嚇を引き合いに米軍の中古兵器を売り込んだ手口も限界。日本にとって通商より安保が致命的な泣きどころだ。初夏、ワシントンで17年ゼミが異常発生すると、市場も飛び上がるに違いない。日本は、バブル崩壊とリーマン危機の跡始末に明け暮れた平成の30年間イノベーションなし。欧米や中国に先を越された。このため、今後ESG(環境・社会・企業統治)やSDGs(持続可能な開発目標)、DX(デジタルトランスフォメーション)など投入待ったなし。改ざんを困難にする上でブロックチェーン実装も不可欠だ。これまで3年■■■■■■(****)を検証。14日■■■■■■■(****)を紹介した。生憎値下がりしたが、倍返しテンバガー候補の一角。初動をものにする場面だ。日経平均先物によると、14日大証ミニ2万8895円(+0.14%)に対しラージ8850円、シカゴ円建て8860円と現物より160円高い。逆に、ダウ先物3万1044ドル(+0.27%)で同10ドル安い。VIX恐怖指数22.14(-5.10%)、WTI原油先物52.83(-0.15%)。金先物1839(-0.82%)、ビットコイン円3,955,022(+1.70%)と売り買い交錯。もち合い圏にある。■■■■■■■(****)が130円引け。商いを伴い下馬評尻上がり。2013~15年の相場をアップデート。1円刻みの攻防が興味深い。時価総額229億円。窓を空けると吸い込まれそうだ。
 14日の日経平均241円高。大引け2万8698円。TOPIX1873(+8)。東証一部の出来高14億1300万株、売買代金3兆2400億円。値上がり1000(値下がり1090)。10年債0.025%変わらず。米10年債1.111%(+0.021)。上海総合が3565(-0.91%)で引けた。マザーズ指数の引け1207.54(-2.52%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。和戦両様で臨むところだ。(了凡)