もみ合い圏で上値重い 窮余の一策がブロックチェーン (2021.01.14)
続伸。日経平均中陽線の引け。もみ合い圏だ。12日米主要3指数反発を受けたもの。14日バイデン氏の追加経済対策発表が見込まれ、昨年2月以来のNY原油先物高値、10ヵ月ぶり米10年債一時1.19%と高水準。FRBのテーパリング(資産購入減額)も流れ上値が重い。日経平均を持ち上げた■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)5銘柄で220円貢献。いびつな構造に変わりない。先高期待が過熱感を吸収し差し引きプラス。ビットコインが8日過去最高値4万2000ドルをつけ、3万0300ドルまで振って戻しているが、米金融当局と市場の間で見解の相違が表面化。米下院でトランプ氏の罷免要求が可決される一方、ペンス副大統領拒否も伝えられ、20日までぎくしゃくした地合いが続きそうだ。国内も7日1都3県に加え13日7府県で特措法に基づく緊急事態宣言の対象となり、期間14日から2月7日まで。SMBC日興証券によると、2021年の実質GDPが20年10~12月期より2.8兆円減少し0.5%に相当。対象地域が限られ影響10%という。「トランプ帝国」崩壊が伝えられる中で毒にも薬にもならない。バイデン氏の短命説然り。旧制度がトランプ氏に分断され復元困難な情勢。世界中で米軍撤退が進み、中露が肩代わりしている上、ならず者国家といわれるイランと北朝鮮が一歩も引かず威嚇しきり。旧ソ連崩壊(1991)から30年、世界一だった米軍が陸・海・空や海兵隊、核戦略さえ「5から3レベルに低下」(ヘリテージ財団)といわれ、新体制でもこれから4年もたない見通し。米国にぶら下がっているとドル暴落の憂き目。日本も戦後の復興台なしだ。そこで、窮余の一策がブロックチェーン。分散型台帳といわれ、一定期間の取引データをブロック単位にまとめ、コンピュータ同士検証しながら正しい記録をチェーンのようにつなぎ蓄積する仕組み。ビットコイン(暗号通貨)の基盤技術で、米国が昨年夏から総選挙向け実用化している模様だ。騙す方も騙される方も誤魔化せず公平。記録が残るためリプレー検証なしだ。関連銘柄を探った結果、■■■■■■■(****)がビギナー向け。当初■■■■■■(****)で軌跡をたどり漸く目星がついた。2月3日(立春)、3月20日(春分)を目安に初動をものにする場面。ソフト開発を手掛ける中堅システムインテグレーター。クレジットや運用ソフトに長け、ブロックチェーン技術の開発・コンサルティングにも活路を見出した。設立来47年、2002年上場し自己資本比率連結64.3%(中間期)、3月末22円配当の予定。株主になると、ブロックチェーンを理解できる。主要取引先が■■■(****)で第2幕。4月にDX(デジタルトランスインフォメーション)を立ち上げ期待をもてる。
日経平均先物によると、13日大証ミニ2万8405円(-0.19%)に対しラージ8410円、シカゴ円建て8405円と現物より50円下鞘。ダウ先物3万0962ドル(-0.04%)に呼応している。VIX恐怖指数23.44(-2.66%)、WTI原油先物53.39(+0.34%)。金先物1854(+0.56%)、ビットコイン円3,595,664(+2.06%)。それなりに確りだ。
13日の日経平均292円高。大引け2万8456円。TOPIX1864(+6)。東証一部の出来高12億3900万株、売買代金2兆7300億円。値上がり1232(値下がり856)。10年債0.025%(-0.005)。米10年債1.124%(-0.013)。上海総合が3598(-0.27%)で引けた。マザーズ指数の引け1238.76(+0.87%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など意外に多い。■■■■■■■(****)が夜間取引で続伸している。(了凡)