米金利上昇がブレーキ 20日反動なければ節分か彼岸底 (2021.01.13)
3連休明けまちまち。日経平均中陽線の引け。売り一巡後戻り高値を更新した。11日米主要3指数反落を受けたもので、一部テクニカル指標の短期的過熱感が主因。米民主党トランプ氏弾劾決議案提出や昨年3月以来の米10年債1.14%。国内でもコロナ特措法に基く緊急事態宣言「拡大検討」が伝えられ売り買い交錯。米金利上昇が株高のブレーキという。11日ダウ一時265ドル安から引け89ドル安に戻し追随。米国で個人の投機が活発になり、2019年末から10倍強のテスラと直近1年で5倍に化けたビットコインが東西の横綱。個人がテンバガー発掘に首ったけだ。米株オプションにも顕著でプット(売る権利)の建玉をコール(買う権利)で割るプット・コール・レシオ史上最低。「アップサイド」(上値余地)を狙う機関投資家に個人が食らいついた。現物株で個人のシェア20%といわれ従来の倍。7日から11日にかけ、「ピンクミート」の出物が勘違いで0.5ドルから70ドル台に化けお釈迦になったのが一例。日本も似たような場味になっている。12日ブルームバーグによると、S&P500種は昨年10月以降下落後に大きな上昇局面が訪れ、弱気パターン成立に至っていない。売った人が罰を受けるありさまで繰り返し起きている。昨年10月以降認識できる下落6回。それぞれ下げが4%を超えることなく16%上昇した。月曜日に4回連続最安値をつけ、金曜日の取引終了まで平均22%値上がり。抜け出すと見るや引き戻された。押し上げ要因が何であれ、10ヵ月にわたる上昇で懐疑派のキャリアリスクが浮き彫りという。日経平均先物によると、12日大証ミニ2万8200円(+0.04 %)に対しラージ同、シカゴ円建て同と現物より40円程度上鞘。ダウ先物3万0980ドル(+0.25%)で30ドル下鞘。あく抜けしない。VIX恐怖指数23.55(+9.23%)、WTI原油先物53.08(+1.59%)。金先物1858(+0.44%)、ビットコイン円3,747,700(+1.00%)然り。13日(新月)を変化日に2月3日(立春)、3月20日(春分)にかけて初動をものにする場面。お年玉で送り出した■■■(****)のほか、■■■(****)や■■■■(****)も出遅れ。中長期テンバガー候補だ。1月20日米大統領就任式でも反動なければ節分か彼岸底。水素・防衛関連が底流にある。今回のトランプ氏失脚。周到に準備されたといわれ、テロ組織に指定されたアンティーファ(反ファシズム)説が有力。背後に中国がうかがえ、ヒラリーやソロス支援の噂が絶えないという。今の米国を日露戦争(1904~05)当時のロシアに見立て、負けるはずのない日本に陸・海戦で敗れロシア革命(1917)につながったという見方も興味深い。内戦が尾を引き10年以上くすぶるわけで、米大統領選・コロナ後が問題。量的緩和が正常化すると増税待ったなし。米中借金財政が伸び切って第3次大戦含み。並みの国や自治体、会社など煽りを受けて行き詰まる。本尊筋がコロナ長期化を望んでいるのも事実。初夏、ワシントンで17年周期のセミ異常発生が見込まれる。
12日の日経平均25円高。大引け2万8164円。TOPIX1857(+3)。東証一部の出来高13億3500万株、売買代金2兆8900億円。値上がり1076(値下がり1038)。10年債0.030%(-0.005)。米10年債1.158%(+0.027)。上海総合が3608(+2.18%)で引けた。マザーズ指数の引け1228.08(-0.61%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。■■■■■■■(****)が水準訂正に入る。(了凡)