目も当てられない英米 来年澁澤栄一関連の銘柄で逆転勝ち (2020.12.23)
全面安。日経平均小陰線の引け。25日移動平均線2万6490円を下回った。前日述べた米議会追加対策93兆円合意で材料出尽くし。2021年度144兆円規模の米歳出法案も可決され手詰まり。英国でコロナ変異種が広がり、欧米でロックダウン(都市封鎖)懸念も畳みかけた。22日が「グレート・コンジャクション」に相当し初動。ホロスコープ(天体配置図)の一環で短期20年に長期220~240年の岐路。東証一部の値上がり141(値下がり2019)にとどまった。森より木を見る上で逐一検証に値する。来年3月20日(春分の日)を目安に世界情勢が一変するとみられ、コロナ第2・3波と来年1月6日米大統領選の顚末が鍵を握っている。もみ合うレンジが下振れし、12月8日安値2万6327円を維持すればよし。切ると底が抜ける。日経平均先物によると、22日大証ミニ2万6430円(+0.32%)に対しラージ同、シカゴ円建て6455円(-0.23%)と腰が引けた儘。ダウ先物3万0079ドル(-0.11%)にもいえる。VIX恐怖指数24.61(+14.19%)、WTI原油先物47.18(-1.65%)。金先物1876(-0.25%)、ビットコイン円2,357,499(+0.24%)も手掛かり難。延べ200年、英米アングロサクソンの物質文明が限界にさしかかった印象。日本も従属変数だけに再構築を迫られる。22日、政府が12月の月例経済報告で個人消費の判断を下方修正。Go To停止をはじめ感染再拡大に伴う下振れリスク強調。完全失業率の上昇にもうかがえる。世界情勢が一変しかねない場面で首相(72)の側近が自民党幹事長(81)、財務大臣(80)も心許ない。欧米や中露も人材難で世界多極化。まともな人脈や情報が欠かせない。ブルームバーグによると、米国の富裕層がバイデン政権発足による資金移動に大慌て。税制改正が2021年初めに遡るといわれ、年内処理が不可能になったという。英首相がコロナ変異種を警告するや、EUやインド、カナダなど21日から入国停止を表明。英仏では1日1万台のトラックがドーバー海峡を往来し野菜を運んでいる現状から目も当てられない。年末年始ガス抜きも考えられる。コロナに関していえば、ウィルス変異により長期化。景気回復が遅れる見通し。米大統領選の場合、来年1月6日両院合同会議に共和党が接戦州で二重に発行された当選証書をトランプ氏勝利へ持ち込めるか否か。カウントダウンに入った。まさに、「地」から「風」の時代に変わる一コマ。目を離せない。その点、来年2月14日放送開始予定のNHK大河ドラマ「青天を衝け」が新たな手掛かり。澁澤栄一(1840~1931)の生涯、2024年新1万円札登場を巡るもので、8~12月の撮影を通じてロケーションの評判がいい。これに先立ち、2月9日澁澤の養子「平九郎」を描いたオペラも上演される運び。日本資本主義の父といわれ、関連銘柄が注目される所以。これまで■■■■(****)や■■■■(****)、■■■■(****)など紹介した。大半じり高をたどっている。来年、利回りを求める外資が日本株を個別にリストアップ。倍返し、テンバガー輩出の見込みだ。
22日の日経平均278円安。大引け2万6436円。TOPIX1761(-27)。東証一部の出来高10億7200万株、売買代金2兆0300億円。10年債0.010%変わらず。米10年債0.935%(-0.010)。上海総合が3356(-1.86%)で引けた。マザーズ指数の引け1128.90(-4.05%)。値上がり率ランキングによると、関係分でテラ(2191)■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。野口悠紀雄氏(80)の新刊「リープフロッグ」(カエル跳び)が面白い。逆転勝ちの指南書だ。(了凡)