一進一退個別まちまち コロナと米大統領選で時間稼ぎ (2020.12.14)
前週末続落。日経平均小陰線の引け。SQ値2万6713円を下回った。10日ダウ69ドル安を受けたもので、11日同47ドル高もディズニーが138ドル貢献し上値が重い。10日176円寄与した■■■■■■■(****)が11日84円足を引っ張ったのに似ている。12月第1週、外資の現物・先物合計が5週ぶり買い戻し一巡。11日のメジャーSQで当面の売り残解消。5日移動平均線2万6648円を上回りながら手掛かり難とみられる。外資がXマス休暇に入る上、米国でコロナ感染者と死者過去最多を更新し、11日NY州知事が市内の店内飲食を14日から禁止。米政府の追加対策も与野党協議が難航し一進一退だ。日経平均先物によると、11日大証ミニ2万6535円(-0.06%)に対しラージ6510円、シカゴ円建て6560円と現物より100円前後安い。ダウ先物2万9950円(+0.13%)。同96ドル安だ。VIX恐怖指数23.31(+3.51%)、WTI原油先物46.55(-0.49%)。金先物1843(+0.01%)、ビットコイン円1,917,504(+2.36%)など一服。週明け日銀短観(12月)やFOMC、日銀政策決定会合など毒にも薬にもならない。IPOラッシュ(予定12社)が関の山。個別まちまちといわれる。最大の焦点が米大統領選の顚末。11日連邦最高裁が激戦州4州無効を求めたテキサス州司法長官の訴えを「原告適格なし」と門前払い。14日、全米選挙人投票でバイデン氏を正式認定する見込みだ。収まらないのがトランプ氏。これまで勝訴1、敗訴53というが、11月3日の投票まで44州300件以上の訴訟が尾を引き物言いの儘。あり得ない米大統領選と議会選との乖離やバイデン氏8000万票に向けた不正の疑いが根強い。世論調査会社と主要メディアがバイデン氏に肩入れ。ジョージア州で勝利3度目。一部始終トランプ氏叩きに撤している。2000年の同時多発テロや08年リーマン危機に共通するもので、米国が破綻の瀬戸際に追い込まれ時間稼ぎ。14日選挙人投票、来年1月6日議会開票、同20日大統領就任式でも決着しない見通し。「憲法と民主主義を守る戦い」などおこがましい。双方既得権の延命が本音とみられ、行き過ぎた量的緩和と長期金利上昇によりドル安の憂き目。米大統領選前、あと4年で現体制崩壊と仮説を述べた。コロナが急場しのぎと考えられ、感染拡大とワクチン開発が綱引き。マッチポンプになっている。バイデン氏は本尊筋が掻き集めたマネーの通り道。トランプ氏に譲れないという。東京五輪も利権のかたまり。占星術によると、困難な状況であれ、参加可能と判断された国の選手が代表としてプレー。来年何らかの形で開催され中止にならないと述べた。米国メディアも放映権なしに破綻を免れず、■■■■■(****)も同じ穴のムジナ。転機を迎えた。GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)にマイクロソフト然り。無料で顧客データを集め級数並みの寡占化に成功したが、追って行き詰まり急成長のとがめ。解体を迫られる。
11日の日経平均103円安。大引け2万6652円。TOPIX1782(+5)。東証一部の出来高12億8200万株、売買代金2兆8800億円。値上がり1396(値下がり696)。10年債0.010%変わらず。米10年債0.887%(-0.027)。上海総合が3347(-0.77%)で引けた。マザーズ指数の引け1186.15(+2.52%)。掉尾の一振だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。16日取材のため、17日付本欄休載の予定です。(了凡)