一線越えた米中対立 年末年始強行すると反動も大きい (2020.12.11)
反落。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万6667円を上回った。9日米主要3指数反落を受けたもので■■■■■■■(****)の寄与176円を除くと237円安。11日メジャーSQを前にポジション調整の一端。表向き上昇トレンドに変わりない。Xマス休暇を控えた手仕舞い売りや、米大統領選のリプレー検証が大詰めを迎え、14日全米50州・ワシントンDCの選挙人投票目前。週明け波乱の公算が大きい。相場にこだわると、15日新月買いに対し30日満月売り。年明け1月13日新月買いと述べた。同6日上・下院合同会議で結果を確定しリターンマッチ。同20日新大統領が就任しても収まらない見込み。バイデン氏の次男が中国から470億円不正融資を受けドミニオンの集計システムを採用。民主党票水増しや主要メディアの肩入れを促した旨の不正が根強い。9日、オバマ政権で中国担当の中国系米国人女性がUSTR(米通商代表部)トップに起用と伝えられ一線を越えた印象。米国務長官が全人代幹部に資金凍結をはじめ制裁を発表し、SMIC(中国半導体受託製造最大手)を含む中国企業4社を共産中国軍事企業のリストに加えた。米国から半導体チップの供給が止まり対立一段とエスカレート。米上・下院とも共和党優勢だけにバイデン政権立ち上げの足かせ。年末年始、一波乱二波乱も考えられる。9日ロイターによると、テキサス州の司法長官が米大統領選の手続きに不当な変更を加えた激戦4州を連邦最高裁に提訴した裁判に他17州が追随。訴訟内容を吟味するよう要請した。可能性なしといわれながら、トランプ氏が支持を表明。徹底抗戦の構えだ。4州の選挙人(62)が無効なら、バイデン氏は14日過半数(270)に必要な票を確保できない。トランプ氏は最高裁が横を向いても戦うという。不正疑惑に物言いがつく中でこの儘強行しても四分五裂。反動の方が遥かに大きい。幸か不幸か、日本に米中と渡り合える人材がいない。スイスやシンガポールのように中立地帯で「駆け込み寺」の役割が望ましい。双方の利害調整により手数料を稼ぐようなプレゼンスが不可欠。事実上、トランプ氏の勝ちだ。バイデン氏が中国寄りで戦狼外交に同調するなら、中国から米国の資金を引き揚げるという。
日経平均先物によると、10日大証ミニ2万6735円(+0.24%)に対しラージ6720円、シカゴ円建て6700円(+0.02%)と現物より約50円安。ダウ先物も3万0012ドル(+0.15%)。現物より約60ドル安い。VIX恐怖指数21.64(+4.64%)、WTI原油先物45.98(+1.01%)。金先物1837(-0.04%)、ビットコイン円1,905,600(-1.59%)と静まり返っている。関係分の■■■■(****)が7702円引け。値上がり上位270位に顔を出した。10日、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」を日本で新薬承認申請に踏み切ったのが手掛かり。■■■■■■■(****)は118円引け。前週131万株売り残が増加する一方、日証金245万株返済。需給が好転した。来年倍返し。再来年テンバガーの瀬踏み。小切手が届くはずだ。
10日の日経平均61円安。大引け2万6756円。TOPIX1776(-3)。東証一部の出来高11億8200万株、売買代金2兆7200億円。値上がり739(値下がり1339)。10年債0.010%(-0.005)。米10年債0.922%(-0.021)。上海総合が3373(+0.04%)で引けた。マザーズ指数の引け1156.97(-1.15%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。出回り始めたコロナワクチン。人体実験に過ぎない。(了凡)