証券ビュー

アンコール伊勢町

覚悟なしに越年できず 21年後半明るい22年往って来い  (2020.11.30)

 前週末4連騰。日経平均小陽線の引け。過熱感しきりだ。11月2兆円以上買い越した外資が主因。2012年年末「アベノミクス」を手掛かりに15兆円買い越した当時にひきかえ消去法の買い戻し。11月20日現在、裁定売り残1兆6306億円(買い残5074億円)持ち越し。12月11日SQにかけて売り残解消が見込まれる。同8日全米選挙人が確定し同14日投票だけに同15日(新月)正念場と述べた。26日、トランプ氏が選挙人投票でバイデン氏勝利が決まれば「ホワイトハウスを去る」というが、上・下院共和党が票を伸ばし州知事・州議会でも優勢。主要メディアが肩入れした「トリプルブルー」空振り。新大統領就任早々レイムダック、弱い大統領説さえ伝えられる。メディアがトランプ氏サイドの不正報告を報道せず、SNSのツィッターやフェイスブック同列。フェイク情報が交錯し支持者も混乱して民主党サイドの不正を明らかにできないためだ。この儘強行しても行き詰まるという。最大の責任が既存メディアにあり、事前の世論調査で2016年の反省もなく予想を裏切ったのが現状。新政権が物言いのついた候補を出しても続かない。コロナ感染再拡大で尚更。日本は金融でも米中や欧州、新興国など緩衝地帯にあり消去法よし。答えの出ない中で負けるが勝ち。トランプ氏のもたらした解を探る上で一刻千金の年末年始だ。来年1月反動安をガス抜きに流れが変わるとみられる。2021年辛・丑(かのと・うし)で後半明るい。22年壬・寅(みずのえ・とら)でも往って来い。覚悟なしに越年できない仕組みだ。日経平均先物によると、27日大証のミニ2万6825円(+0.73%)に対しラージ6820円、シカゴ円建て6790円と現物より150円程度高い。ダウ先物2万9891ドル(+0.21%)小動き。VIX恐怖指数20.84(-1.93%)、WTI原油先物45.53(-0.39%)。金先物1783(-0.28%)、ビットコイン円1,790,771(+0.34%)も悪くない。一部で「乗り遅れ懸念」が伝えられるものの、時間をかけて判断を下す重要な場面。これまでの流れが一変しかねない。27日、■■■■■■(****)の世界販売8.3%増。10月84万台を数え単月最高という。米国の新車販売136万台(前年同月比11%増)、中国257万台(同12.5%増)。中国の場合、いち早くロックダウン(都市封鎖)し先駆したように見えるが、集団免疫なしに飛び出しており、今後変異したウィルスにつかまると厄介だ。日本は海外のワクチンに馴染まない。重金属や化学物質が使われF1(交配種野菜)の延長上。今年よくても来年用なし。人工の生物兵器といわれ、つける薬がないのも事実。ところが、18日京都府立医科大・阪大の研究チームが特殊なプロテイン(蛋白質)を開発。患者に投与すると重症化を防ぐ効果があるという。「★★★2」と呼ばれ、「高親和性改変ACE2」にして21年以降製薬メーカーと治験入りの見通し。安心・安全性最優先。■■■■■■■(****)のコロナ・がんワクチンにもいえる。横に這った分立つと大きい。
 27日の日経平均107円高。大引け2万6644円。TOPIX1786(+8)。東証一部の出来高15億2900万株、売買代金3兆4000億円。値上がり1500(値下がり608)。10年債0.025%(+0.005)。米10年債0.846%(-0.038)。上海総合が3408(+1.14%)で引けた。マザーズ指数の引け1211.00(+0.56%)。27日、ダウ37ドル高。ナスダックとS&P500が最高値をつけた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。12月1日取材のため、2日付本欄休載の予定です。(了凡)