前人未到ダウ3万ドル イカサマが明らかになると打撃 (2020.11.18)
売り買い交錯。日経平均小陰線の引け。東証一部の値上がり753(値下がり1347)にとどまった。16日米主要3指数続伸によるもので、モデルナの治験に集まった3万人超のうち94.5%好結果と伝えられ、バリュー株(割安)中心に買い戻しが広がった。9日発表したファイザー90%超に次ぐものでナスダックも上昇。持ち高解消売りが株安につながらなかったという。モデルナといえば、ビル・ゲイツ氏(65)の出資先。同財団が中国の武漢研究所にも出資しているといわれマッチポンプ説。依然、胡散臭い。おかげで、一目均衡表の転換線2万4907円が基準線2万4502円を突き抜けゴールデンクロス。25日線と乖離8.02%に達し過熱感。反動安も考えられる。空運や鉱業、保険が高い一方、精密に情報・通信、サービスが安く逆回転。米国ではETF(上場投信)が売りを吸収した模様だ。1991年6月以来の2万6000円台。日本株にお鉢が回ってきた。15日(新月)を境に16日変化日。30日(満月)に向けて潮目が見込まれる。12月15日(新月)が米大統領選挙人投票の翌日にあたり高値波乱。メディアの大本営発表が市場の経済合理性と直面する。モルガン・スタンレーによると、世界経済が先進国と新興国で同時回復。来年3月から勢いを増すという。V字型の次の段階。世界的なリフレを牽引し2021年の経済成長率トータル6.4%。証券会社らしい。シティグループによると、来年ドルが20%下落と尤もらしい。コロナワクチンが広く行き渡り、世界的に貿易や経済成長を促す見通し。双方コロナ後を見越したもので、いち早く金融相場から業績相場を先取り。ダウ3万ドル大台まで約50ドルに迫った。日経平均先物によると、17日大証ミニ2万5960円(-0.31%)に対しラージ同、シカゴ円建て5945円と現物より60円前後安い。ダウ先物も2万9775ドルで同175ドル安い。VIX恐怖指数23.10変わらず。WTI原油先物41.28(-0.15%)、金先物1885(-0.14%)、ビットコイン円1,745,897(-0.06%)など一服。高値警戒感がうかがえる。前人未到のダウ3万ドル相場が視野に入り売り買い交錯。大台を突破しても株高、超低金利が続くかどうか。市場参加者がコントロールできない状態に入った。しかし、米大統領選でトランプ氏が落選しても「ブルーウェーブ」ならず。メディアがバイデン氏当選をいくら流そうと上・下院で過半数を確保できずじまい。双方いいとこ取りの新政権を好感したフシがある。日本が地政学上、米中なしに回らない事情から従属変数にならざるを得ない。株高や超低金利も進駐軍譲り。1945年8月15日から思考停止の儘だ。来年1月20日、バイデン氏が新大統領になってもトランプ氏の影響が残るとみられ、年末年始正体をつかむ場面と述べた。仮にイカサマが明らかになると、米国自体信用が失われ世界中打撃を受ける。
17日の日経平均107円高。大引け2万6014円。TOPIX1734(+2)。東証一部の出来高13億7300万株、売買代金2兆7200億円。10年債0.020%変わらず。米10年債0.890%(-0.009)。上海総合が3339(-0.21%)で引けた。マザーズ指数の引け1187.24(-3.63%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)■■■■■■(****)、、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■■■■(****)が126円引け。374万株出来た。19日アナリスト説明会待ち。倍返し300円突破の布石になる。18日取材のため、19日付本欄休載の予定です。(了凡)