証券ビュー

アンコール伊勢町

ぎりぎりの戦い始まる IOC会長来日で週末波乱含み (2020.11.11)

 ピークアウト。日経平均大陰線の引け。クライマックスだ。9日ダウ834ドル高(一時1610ドル高)を受けたもので、夜間取引の先物暴騰に伴いショートポジション(空売り)の買い戻しが本格化。出来高20億6500万株、売買代金4兆0700億円となって炸裂。バイデン氏の「ご祝儀相場」が呼び水とみられる。7日勝利宣言し米経済の梃入れを表明する一方、9日米製薬大手ファイザーが独ビオンテックと共同開発したコロナワクチン初期の治験データを発表。9割以上の被験者に防止効果ありという。このため、ダウが2月12日の過去最高値(2万9551ドル)を上回って推移。引けにかけ割高なハイテク売り、割安なバリュー買いが交錯し伸び悩んだ。日経平均も後場中頃マイナスになったものの一進一退。長い上ヒゲを出し及び腰で引けた。同先物によると、現物より200円以上高い。10日大証のミニ2万5125円(+0.64%)に対しラージ5120円、シカゴ円建て5115円。ダウ先物も2万9112ドル(+0.24%)で現物より40ドル安い程度。VIX恐怖指数25.00(+0.56%)、WTI原油先物40.64(+0.87%)。金先物1886(+1.73%)、ビットコイン円1,613,001(+0.19%)。さほど動揺していない。マザーズ指数の引け1185.03(-6.38%)が目立つ。■■■■■■■(****)に影響し132円で引けた。15日「日米がんサミット」、19日アナリスト向け説明会を手掛かりに反転の見込み。三角もち合いが煮詰まっている。■■■■(****)も2度裏返しになった。来年倍返しのエネルギー。3月7日になるとわかる。トランプ氏のいうように、米大統領選が終わっていないのも事実。各州で選出された選挙人が12月14日正式に投票。来年1月6日、改選後の議会が選挙人団の結果を受け入れる。バイデン氏が勝つと合衆国憲法の定める1月20日正午に宣誓。新大統領に就任する運びだ。開票がまだ続く一方、トランプ氏が全国の裁判所に提出した訴訟のほとんど却下といわれ、年末年始何が起きるか予断を許さない。裁定残によると、11月6日現在、売り7億4431万株に対し買い1億7604万株と圧倒的な売り長。これまでの株高が楽観的な買い方より、悲観的な売り方の買い戻しによるもので、「終わりの始まり」といわれるのも道理。3日米大統領選、8日立皇嗣の礼が終わり、15日IOC会長来日。来夏、東京五輪「中止表明」が囁かれる。15~18日の予定。副会長を伴い首相や文科相・都知事らと会談。IOCと組織委員会の「重大発表」が注目される。負け組といわれた売り方の逆襲も予想され週末波乱含み。15日(日)新月にかけて買いに分がある。トランプ氏がもたらす解がゴールとみられ、五輪も欧米や日本による利権の一環。■■■(****)が10日急伸し3350円の引け。値上がり率ランキング181位に顔を出した。一事が万事ちゃぶ台返しがつきもの。来年後半明るいだけに、これから半年乗り切ることだ。
 10日の日経平均65円高。大引け2万4905円。TOPIX1700(+18)。値上がり1337(値下がり788)。10年債0.035%(+0.020)。米10年債0.915%(-0.020)。上海総合が3360(-0.40%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。ぎりぎりの戦いが始まる。中国人が米国を大混乱に追い込んだという。(了凡)