現物が先物より割高 60年前キューバ危機で一触即発 (2020.10.27)
週明け小反落。日経平均小陰線の引け。5日移動平均線2万3538円を下回った。依然米国の追加対策協議が難航し、欧米のコロナ感染再拡大、上海総合続落など手掛かり難。日中値幅97円にとどまり、東証一部の売買代金11日連続2兆円割れだ。ワシントン25日ロイターによると、米国時間26日、米財務長官が追加対策最新案を精査し、同日回答があるという。上値が重いものの、25日線2万3438円を上回り底堅いのも事実。決算発表を糸口に個別物色でしのいでいる。日経平均先物によると、26日大証の引け2万3480円(-0.04%)に対し夜間取引3450円、シカゴ円建て3445円。ダウ先物も2万7900ドル(-0.10%)と現物が割高。VIX恐怖指数29.95(+6.65%)、WTI原油先物38.77(-2.71%)。金先物1904(-0.03%)、ビットコイン円1,375,000(+0.71%)。予断を許さない。田中宇(さかい)氏によると、「決定不能になっていく米国」が興味深い。日韓とも対米従属だが、コロナに伴う都市閉鎖をトランプ氏から強制されず、中国の傘下に入る方向。自滅なしに無傷で中国圏に押し込み同圏内の力を維持。中国は欧米の経済自滅を尻目に成長を続け、世界最大の経済大国が米国から中国に交代。日韓が中国に吸い込まれ、世界の状況が見えにくいコロナ禍で覇権の転換が進む。メディアが日本の中国傘下入りを伝えず、国民も気づかないという。日韓自身、米国覇権から出たがらない。中国も認めている。しかし、米国の覇権勢力が多極化の一環として中国側に押しやった。米国は日韓と個別に結んでいる安保条約を解除。駐留米軍の撤退に舵を切る意向。トランプ氏は中国包囲網を強化するといいながら、日韓を米国傘下から追い出す構えだ。中国は、一帯一路に象徴されるユーラシア内陸の経済圏・地域覇権に最大の関心がある。海洋アジアの支配欲は強くない。もともと、明代「海禁」の国になったという。26日、トランプ氏が60年前ケネディ大統領に匹敵するポジションと述べた。旧ソ連のフルシチョフ首相とキューバ危機(1962)で一触即発。旧ソ連のミサイル配備に抗議した米国がキューバを封鎖し、厳しい対立が核戦争の危機になった。最終的に両国首脳の直接交渉でミサイル撤去。危機が回避された。今回も似たような経緯。中国はロックフェラーをはじめ本尊筋と仲がいいだけに、激突間際までいって矛を収める公算が大きい。ともあれ、米中と一線を画す英国が■■■■(****)と5Gで協業。ファーウェイ排除の代替候補になった。数年前リストアップし関係分に採用。量子コンピュータで先行した■■■(****)を追い上げる。コロナワクチン然り。玉石混交で世界中本物探し。レベルも一段と上がった。由来、医薬品が患者より株に効くといわれる所以。この上、■■■■(****)と■■■■■■■(****)をゴールまでつき合う旨腹を固めた。
26日の日経平均22円安。大引け2万3494円。TOPIX1618(-6)。東証一部の出来高8億0800万株、売買代金1兆5900億円。値上がり815(値下がり1245)。10年債0.030%(-0.005)。米10年債0.816%(-0.023%)。上海総合が3251(-0.82%)で引けた。マザーズ指数の引け1199.55(-3.86%)。値上がり率ランキングによると、関係分で名■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。現物が先物より割高だ。(了凡)