日計り中心にもち合い トランプ氏2期後に世界恐慌説 (2020.10.08)
小反落。日経平均小陽線の引け。再び5日移動平均線2万3276円、25日線2万3300円を上回った。6日、米主要3指数急落。5日退院したトランプ氏が米大統領選まで追加経済対策の協議中止を表明。その後、直ちに米航空業界向け250億ドル雇用支援延長を受けたもの。同日FRB議長が金融に財政揃えば回復。金融だけで片手落ちと述べた。どちらが当選しても追加対策が不可欠で、米株先物が戻すと日経平均も下げの大半埋めた。トランプ氏の容体と日本時間8日午前10時に始まる副大統領候補の討論会、追加対策がウォール街の関心事。このうち、討論会が焦点。大統領候補が70代にひきかえ、共和党ペンス氏(61)、民主党ハリス氏(55)も若いだけに、万一政権担当能力を問われる。論点9つごと10分さかれ、9月29日非難合戦に終わった米大統領選第1回TV討論の反動もあり、これまでにない熱気。11月の投票日まで日計り商い中心にもち合い圏。一喜一憂が続きそうだ。日経平均先物によると、7日大証の引け2万3410円(+0.04%)に対し夜間取引3430円、シカゴ円建て3475円。ダウ先物2万7871ドル(+0.62%)と確り。VIX恐怖指数29.56(+5.72%)、WTI原油先物39.73(-2.34%)。金先物1891(-0.90%)、ビットコイン円1,126,200(-0.37%)。緊張もうかがえる。トランプ氏が財政を棚上げした分、FRBの追加緩和で時間稼ぎ。コロナ感染再拡大と両面作戦の模様だ。コロナより経済優先とも受け取れる。カリフォルニア、NYに次ぎテキサスが決め手という。2期目が終わる2024年。覇権放棄や米軍撤退、多極化のほか連銀破綻、ドル暴落も考えられ世界恐慌説が根強い。ザ・フナイによると、これほど厳しいご時世にトランプ氏2選ほぼ確実。ペンシルベニア大のビジネススクール(大学院)出。勘が鋭く地頭(じあたま)抜群。記憶や判断力にも優れ、500億~1000億円単位の取引をNY不動産業の大親分からせしめた。商売人としてずば抜けた才能。姉が裁判官で知性と教養の血を引き継いでいる。ロックフェラー没後、キッシンジャー氏(97)が託した切り札。日本の前政権を引き継ぐ菅政権も米国が手なずけた。トランプ氏は無制限にFRBから資金を引っ張り出し、ヒラリーをはじめ米国内のディープステート(影の政府)に対抗。日本もお金をふんだくられる。中央銀行バブルに代わる新バブルが持ち上がり日経平均4万円説。東京五輪や大阪万博をインプット。目一杯膨らませ「グレート・リセット」も考えられる。コロナが終息すると、貸し込んだ資金の殆ど不良債権となるだけに気が気でない。2016年11月、トランプ氏当選で世界がひっくり返った。我に返らないと前に進めない。中国人は米国がコロナを仕掛けたことを知っており、表向き口に出さない。米国が北イタリアに撒いたウィルス。致死率が高く武漢と別物。それが米国に渡り広がった。ヒラリーたちはトランプ氏を倒し戦争がしたいという。
7日の日経平均10円安。大引け2万3422円。TOPIX1646変わらず。東証一部の出来高9億3200万株、売買代金1兆9300億円。値上がり914(値下がり1171)。10年債0.035%(+0.005)。米10年債0.768%(+0.030)。上海総合が3218(-0.20%)で引けた。マザーズ指数の引け1293.16(+2.17%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。日計り中心にもち合いだ。(了凡)