米ドル延命説に現実味 4連休明け調整一巡と考えにくい (2020.09.24)
4連休明け小反落。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万3391円を下回った。22日ダウ140ドル高(21日509ドル安)を受けたもので、連休中欧米・アジア株安を持ち越す一方、円高一服・配当取り・日銀ETF(上場投信)買いの思惑から引けにかけて下げ渋り。露見した「フィンセン文書」に伴う世界大手銀のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑や欧州コロナ感染再拡大、難航する米財政出動などハイテク買いで蓋をした。米国時間22日FRB議長が「財政追加支援の必要」を強調し、ダウ先物やラッセル・半導体指数など持ち直しただけに24日午前中気が抜けない。HSBCがフィンセン文書で25年ぶり安値をつけ、ドイツ銀やJPモルガン・チェースなど連座。致命傷とみられ「米ドル経済延命」に切り替えた模様だ。ドイツのワイヤーカード粉飾、米ニコラ誇大宣伝疑惑などバブルの切れ目も伝えられ9、10月甘くない。日経平均が23日一時25日移動平均線2万3215円を下回り、引けで上回ったものの戻り売りに圧力。米大統領選のほか国内で年内総選挙のアナウンス。IOCのバッハ会長が書簡を公開し東京五輪開催に太鼓判を押した。同会長はコロナワクチンにも「慎重でありつつ楽観的な見方に十分な理由がある」と驚くほど前向き。現体制を担いでいる。日経平均先物によると、23日大証の引け2万3190円(-0.13%)に対し夜間取引3210円、シカゴ円建て3220円。ダウ先物2万7345ドル(+0.74%)とひとまず急場をしのいだ。VIX恐怖指数26.26(-5.47%)、WTI原油先物39.96(+0.40%)。金先物1896(-0.57%)、ビットコイン円1,102,000(-0.59%)を見ても潮目。売りと買いだけで解決しない。コロナワクチン開発と利権について第三者の意見が痛快。はしかやおたふく、破傷風など獲得免疫20年に対しコロナ1年未満。半年程度という。開発も動物実験で抗体や悪化・予防の有無を調べた上、第1・2・3相の治験に時間がかかる。陽性患者に至って1000人に数人程度。集団免疫獲得に3相まで数万人規模で1~2年が相場。本尊筋によると、毎年ワクチンが必要で人口減につながる。五輪もマネーの祭典といわれ、IOCのほか米大手メディアと■■■■■■(****)の利権絡みで悩ましい。例年1月のダボス会議が半年延び、「グレート・リセット」がテーマだけに米ドル延命説に現実味。日本もトランプ氏と安倍氏の取り持つ縁で現政権に引き継がれた。9月以降半年、世界中ふるいにかかり英米200年続いた覇権から多様化の一歩を踏み出す場面。万一リセットになっても、関係分の■■■■(****)が助っ人。自家発電の■■■■(****)然り。自前でこなす銘柄を手に入れるチャンスだ。米系ファンドの多くが11月決算で戻り売り。4連休明け調整一巡と考えにくい。
23日の日経平均13円安。大引け2万3346円。TOPIX1644(-2)。東証一部の出来高15億1900万株、売買代金2兆7600億円。値上がり732(値下がり1367)。10年債0.005%(-0.005)。米10年債0.676%(+0.004)。上海総合が3279(+0.17%)で引けた。マザーズ指数の引け1212.99(+2.45%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。9、10月甘くない。■■■■■■■(****)が夜間取引でS高。筆頭株主の★★名誉教授がノーベル賞候補にノミネートされた。(了凡)