我に返るとチャンス 4連休明け日本の市場が狙われる (2020.09.18)
反落。日経平均小陰線の引け。5日移動平均線2万3443円を下回った。日本時間17日FOMC声明、FRB議長会見を受けたもので、米大統領選前最後の会合に拘わらず8月の決定から踏み込んだ内容なし。ダウ36ドル高(一時369ドル高)、1ドル104円台の円高、米株先物安など後場さまにならず。25日線2万3202円を上回ったものの、4連休中ツケがたまりそうだ。日経平均先物によると、17日大証の引け2万3100円(-0.86%)に対し夜間取引3150円、シカゴ円建て同。ダウ先物2万7680ドル(-0.92%)と旗色が悪い。VIX恐怖指数こそ27.54(+7.62%)に締まったが、WTI原油先物39.95((-0.52%)、金先物1949(-1.09%)、ビットコイン円1,143,000(-0.83%)揃って甘い。1ドル105円割れの円高定着が足かせ。これまでの仕切り線を突破するもので、米国でもハイテク売りのバリュー買いが目立つ。ラッセル1000バリュー指数が16日の上昇で9月の下げをほぼ吸収。今月成長株に対し5ポイント強上回ったという。手詰まりとみられ急場しのぎ。ソフトバンクG(9984)の戻りもそうで、取引自体不自然なまま。英米のほか中国でも物議を醸し長期化の公算が大きい。11日述べたように、「敬老の日」を含む4連休手薄。日本の市場が狙われるという。米国がハイテクレバレッジ一点張りで9月早々売り方を殺し、買い方も伸び切っているだけに投げが予想される。同時多発テロ(2001年)やリーマン危機(2008年)並みの目くらまし。事実上、米中や欧州、新興国など「借金踏み倒し」に相当し本尊筋の恫喝に近いイメージ。前政権7年8ヵ月の利権を引き継いだ新政権を度胸試し。CSIS(戦略国際問題研究所)絡みといわれ、2011年の東日本大震災にもつながる。4連休明け、連続性が中断する見込み。我に返らざるを得ない。23日か24日にかかるといわれ、万一に備えるのが先決。本尊筋が日本にM&Aを仕掛け、種玉(たねぎょく)をつくる前触れだ。マネーにまつわる不平不満が新政権を取り巻いているのも事実で、構想から外れた与党議員や官僚、大手企業など利権目当て。コロナ後、前政権の後始末があからさまになるという。仮に菅氏のあと石破氏なら与党に後釜なし。国が行き詰まるわけだ。飛行機に電車、自動車産業さえ国営にせざるを得ない。17日、JR大手3社が大幅安。ことさら、JR東海(9022)に気を揉む向きが多い。1997年の金融危機で大手銀が底値を外資系にさらわれたように、戦後大成功した名うての日本企業も本尊筋の餌食。今秋から年明け「2番底」で種玉が嵌ると、再びジャパン・アズ・ナンバーワン。日経平均4万円相場が唸りを上げる。仮説に過ぎないが、コロナ半年を踏まえ折り返し。これから半年様変わりだ。FRBとECB、日銀による際限ない緩和マネーが日本の新政権をうかがっている。
17日の日経平均156円安。大引け2万3319円。TOPIX1638(-5)。東証一部の出来高11億0800万株、売買代金2兆円。値上がり1116(値下がり931)。10年債0.010%(-0.005)。米10年債0.676%(-0.023)。上海総合が3270(-0.41%)で引けた。マザーズ指数の引け1178.00(-0.27%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。4連休明けピンチ。我に返るとチャンスだ。(了凡)