証券ビュー

アンコール伊勢町

今後数年政権を担う 売り方が踏むと買い方も投げる (2020.09.16)

 4日ぶり反落。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万3337円を上回った。14日ダウ327ドル高を受けたもので、■■■■■■■(****)の寄与+4.74円。M&Aやワクチン開発で賑わった米国の反発と一線を画している。日本時間17日午前3時、FOMC声明が発表される予定。30分後、FRB議長の会見も呼び物という。14日戻り高値を更新し達成感が出たものの後場下げ渋った。16、17日2万4000円挑戦と「1文新値」の反動を巡り売り買い交錯。4連休前後、市場変化により錯覚から我に返るとみられる。25日線2万3174円と75日線2万2717円が右肩上がりで中長期上昇トレンド。ハイテクの戻り売りに対しバリュー買いが地合いを支えている。ロイターによると、前週末まで発表された米国の労働・経済指標に改善がみられるものの、コロナ関連の事業閉鎖で数千万人失業中。米政府の追加対策が近日中成立すると考えにくい。7月の米求人件数660万件に急増しコロナ前に戻った。3月成立した2兆3000億ドルの対策で週600ドル失業保険上乗せが7月末失効。中小企業向け数千億ドルの給与保護も大半消化。11月3日米大統領選が近づく中で政府支援が先細りになった。巻き返すトランプ氏にとってタイミングが悪いという。FRBの新たなQE(量的緩和)も株安に有効といわれ昼行灯の印象。せっかくの緩和資金が待機に回り、白けた場味になっているのも事実だ。16日召集の臨時国会で新首相に指名される予定の菅氏(71)。有効票534のうち377(7割)獲得し圧勝しただけに、前政権の既得権を大半引き継いだ。従来長期政権の後「短命」といわれながら、来年10月末までワンポイントのはずが「今後数年政権を担う」(米調査会社テネオ・インテリジェンス)分析が面白い。国内のほか米中のニーズ・シーズもうかがえる。このため、9~11月予想される波乱に対し前向き。ガス抜きを吸収する場面だ。9月17日新月買い10月2日満月売り。10月17日(土)新月買い31日(土)満月売りを通じて来年の初動。コロナ第2・3波を念頭に受け入れる。来年倍返しの見込みだ。日経平均先物によると、15日大証の引け2万3320円(-0.43%)に対し夜間取引3360円、シカゴ円建て3340円。ダウ先物2万8033ドル(+0.58%)と確り。順回転になった。しかし、VIX恐怖指数25.64(-4.58%)やWTI原油先物37.99(+1.93%)。金先物1980(+0.85%)にビットコイン円1,147,444(+1.59%)など波含み。週後半を先取りしている。17日、第2幕が上がると述べた。持ち高調整のうねりを探るもので4連休明けの手掛かり。及ばずながら、米中ともに日本を必要としている模様。ガイアの法則で述べた通り、135度文明の走り。1995年1月17日、日本時間5時47分に起きた阪神・淡路大震災が次世代の嚆矢。アングロサクソン・ミッションから東洋にバトンが渡った。
 15日の日経平均104円安。大引け2万3454円。TOPIX1640(-10)。東証一部の出来高11億7100万株、売買代金2兆1300億円。値上がり828(値下がり1248)。10年債0.015%変わらず。米10年債0.683%(+0.005)。上海総合が3295(+0.51%)で引けた。マザーズ指数の引け1152.34(+2.05%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。売り方が踏むと買い方も投げる仕組みだ。(了凡)