世界中ふるい落とし 既得権者が胸を撫で下ろした矢先 (2020.09.11)
反発。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万3167円を上回った。4日ぶり米主要3指数買い戻しによるもので、ナスダックの戻り(+2.7%)が主因。サポートライン50日移動平均線を維持し反転のカギになった。ナスダック総合が3月末から1.5倍超。アップル倍、テスラで5倍大化けに対しガス抜き。「健全な調整」という。甘くない。過熱感が残り自律反発に過ぎない。17日にかけて第2幕。起き抜け飛び上がりそうだ。テスラのけじめによるもので、暴落間際に権利行使価格500ドル。株価を大きく上回るコール・オプションが1週間で9割下落。9日株が大幅に上昇したもののオプション価格続落。暴落から2週間後決済を迎えるためだ。11日メジャーSQを受けて15~16日FOMC。日銀が16~17日政策決定会合で景気判断を上方修正検討中と述べた。17日新月で「敬老の日」を含む4連休手薄。日本の市場が狙われるという。米国がハイテクレバレッジ一点張りで売り方を殺し、買い方も伸び切っているだけに相当な投げが予想される。国内で7年8ヵ月続いた安倍政権のツケが「菅政権」に受け継がれ、既得権者が胸を撫で下ろした矢先、寝込みを襲われるようなものだ。錯覚から我に返る場面。コロナ危機を織り込み、ふるい落としと述べた。10日から17日持ち高調整のうねり。売りたい強気の風が吹く。10月に第3幕も伝えられ黙っていられなくなった。当事者のほかメディアの報道もフェイク(偽物)のため、何が起きるかわからない。日経平均先物によると、10日大証の引け2万3080円(+1.23%)に対し夜間取引2980円、シカゴ円建て3020円。ダウ先物2万7691ドル(-0.57%)と甘い。VIX恐怖指数29.53(-6.13%)、WTI原油先物37.54(-1.37%)にひきかえ、金先物1957(+0.15%)、ビットコイン円1,091,740(+0.44%)が胸騒ぎ。上海総合の引け3234(-0.61%)や欧州株安も気になるところだ。前日述べたように、15~16日FOMCで追加緩和の有無が焦点。コロナ対策法案を巡る米与野党協議難航も悩ましい。米国の財政が底割れ。QE(量的緩和)の副作用が市場原理崩壊をもたらすためだ。コロナ後、米国の貧富格差一段と格大。中産階級が崩壊した。QEを強行しても、資金が貧困者でなく大金持ちや金融資産のテコ入れに使われるだけ。コロナ危機が「日本改造計画」に回され、「グレート・リセット」と連動している模様。約半年でこれだけ変われば、あと半年で結果が出る。武漢発コロナ危機が1年前といわれ、感染者が続々病院に隔離され、医療崩壊後表沙汰になったのが昨年12月初め。今では来年の食料危機をテーマに次の準備しているという。8月19日の新月から9月2日満月まで一部始終来年の初動。9月17日の新月から10月2日の満月まで第2幕。もはや、健全な調整などあり得ない。
10日の日経平均202円高。大引け2万3235円。TOPIX1624(+19)。東証一部の出来高11億5100万株、売買代金2兆1600億円。値上がり1523(値下がり562)。10年債0.020%(-0.005)。米10年債0.700%変わらず。マザーズ指数の引け1122.59(-0.81%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。9、10月世界中ふるい落としだ。(了凡)