世界多極化の始まり コロナ危機織り込みふるい落とし (2020.09.09)
3日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万3256円を上回った。7日欧州株(スットックス600+1.7%)、ダウ・S&P500先物買い戻しを受けたもので、ナスダック先物の戻りが鈍い。狼狽売り一巡という。前日安値引けに対し高値引け。下値不安が後退した。3日引いた小陽線。「宵の明星」とすれば天井のサイン。3~4日空けた窓2万3426円を埋めるまで目を離せない。11日メジャーSQ、15~16日FOMCを踏まえ10日から17日まで持ち高調整のうねり。日銀が16~17日の政策決定会合で景気判断の上方修正を検討中といわれ、IOC副会長が7日「コロナに拘わらず来年7月23日東京五輪を開催する」旨表明。■■■(****)が続伸している。一方、ナスダックのモデルナが下落。インサイダー取引を嫌気したもので、最終試験登録の遅れや複数の内部売却者が判明し批判続出。コロナ感染拡大とワクチン利権の関係が晒しものになった。裁定残によると、3月17日まで投機筋の売り建てが積み上がり1兆7000億円台に拡大。8月28日現在、売り1兆6106億円に対し買い5110億円。買い戻しの期日が11日SQにかけて本格化。需給の上で「コロナ危機」を織り込む見込みだ。2日満月を転機に17日新月まで第2幕。3日コールオプションでつかまった「ロビンフッド」が2週間以内に満期日を迎える17日に相当し当日新月。米大統領選絡みでオッズ(的中倍率)が決め手。レバレッジで伸び切っているだけに引くに引けない。■■■■■■■(****)も巻き込まれた。8日米休場明け、10日から17日まで何でもありの情勢。無事乗り切れば御の字。9、10月のほか米大統領選後決着がつかず、年末年始混乱が予想される。日経平均先物によると、8日大証の引け2万3250円(+0.87%)に対し夜間取引3130円、シカゴ円建て3120円。ダウ先物も2万8072ドル(-0.01%)で腰が引けた印象。いずれも現物が割高だ。VIX恐怖指数32.58(-3.04%)、WTI原油先物38.33(-3.62%)。金先物1919(-0.76%)、ビットコイン円1,071,825(-3.04%)揃って荒れ模様。売ると上がり、買うと下がるのがよくわかる。米大統領選に絡んだもので、8日自民党総裁選3候補の所信表明が日本のレベル。7月以降、負けるが勝ちだ。天王星84年おうし座入り7年周期2年目。2026年4月26日まで続く。この間、トランプ氏の連銀(FRB)潰し、世界撤兵、覇権崩壊など戦後体制転覆がミソ。GAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン・マイクロソフト)やテスラを軸足に米国復活がアドバルーン。今秋以降年明けふるい落とし。めいめい願望の裏目が出そうだ。米中いずれにつくか踏み絵の心境。錯覚から我に返らざるを得ない。
8日の日経平均184円高。大引け2万3274円。TOPIX1620(+11)。東証一部の出来高10億7400万株、売買代金2兆0900億円。値上がり1757(値下がり344)。10年債0.035%(-0.005)。米10年債0.686%(-0.034)。上海総合が3316(+0.72%)で引けた。マザーズ指数の引け1138.64(+1.90%)。値上がり率ランキングンによると、関係分でテ■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。世界多極化の始まりだ。(了凡)