打つ手なし何か起きる 流れがどう変わるか予断を許さない (2020.08.25)
週明けまちまち。日経平均小陽線の引け。小動きにとどまった。手詰まりによるもので、東証一部の出来高7億7600万株と今年最低。売買代金も1兆5300億円に過ぎず同3番目の薄商い。閑散に売りなしだ。関係分の■■■■■(****)が値上がり154位に顔を出し「巣ごもり」そのもの。肩入れしているマザーズ指数が1151.14(+1.47%)をつけ2年2ヵ月ぶり高値。ナスダックと比較にならないが、IPO(新規公開)やIT関連が新たな手掛かり。上場3日目の■■■■■■■■■(****)。5100円(公開値の5.56倍))を初値にS高6100円で引けた。2018年1月22日設立されたばかりのAIエンジンニアリング会社。従業員32人。AI・IoTをグローバルでリードし、多様な産業にAI活用や事業化を支援。経団連に加盟している。3日で時価総額840億円に急増し空中戦。同社の運勢によると、独立独歩で初代運。2020年乱気流入りお金に注意。22年まで天中殺。数年後、苦労が実ると出ている。ものにもよるが、半年で10年。1年なら20年動くといわれる過渡期。同社の概容からインパクトの創出や実証実験としての「AI開発」ではなく、社会貢献やビジネスインパクトを創出する「AIサービス」が顧客や自社の成長をもたらすというが、一つや二つきちっとした実績をつくらないと周囲も承知しない。せめて、天中殺明けまで仕込みが不可欠だ。日経平均先物によると、24日大証の引け2万3000円(+0.44%)に対し夜間取引3070円、シカゴ円建て3090円。ダウ先物も2万8085ドル(+0.81%)と確り。先物がリードしている。VIX恐怖指数22.62(-0.44%)、WTI原油先物42.66(+0.76%)。金先物1955(+0.45%)、ビットコイン円1,248,401(+1.00%)然り。流れが微妙変わった。20日、中国商務省が米国と貿易合意の経過を協議するため、近く電話会議を行う旨表明したのが大きい。15日米中閣僚級協議が無期延期となり、米商務省がファーウェイに禁輸強化を発表。中国指導部が武力をはじめ米中衝突を避ける動きになっている。トランプ氏が「中国と話したくない」旨もらし、彼の姉が「弟は原理原則が何もない偽者」と暴露。つける薬がない。前日述べた「米大統領選決着つかず」と共通するものがある。日本も安倍政権が行き詰まり、袋小路に嵌った現状から動くに動けない。24日、日経平均が5日移動平均線2万2989円を下回り方向感を見失った。指数取引の限界を物語るもので、外資の現物・先物約1兆円の買い越し(11~14日)が話題になっている。27日、トランプ氏の米大統領選受諾演説とジャクソンホールFRB議長の金融政策見直しが焦点。19日新月から9月2日満月にかけて「錯覚から我に返る場面」と述べた。来年の初動でもあり、流れがどう変わるか予断を許さない。
24日の日経平均65円高。大引け2万2985円。TOPIX1607(+3)。値上がり999(値下がり1070)。10年債0.020%(-0.010)。米10年債0.642%(+0.009)。上海総合が3385(+0.15%)で引けた。マザーズ指数が目安の1144を抜いた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。水が引いたら危険高温。打つ手なし。お手上げの状態が続く。何か起きるはずだ。(了凡)