指数より個別まちまち 巣ごもりどころでないコロナ禍 (2020.08.19)
続落。日経平均小陰線の引け。5日移動平均線2万3106円を下回った。17日ダウ86ドル安・ナスダック110ポイント高を受けたもので、国内にGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)がない分夏枯れ。東証一部の出来高9億7400万株、売買代金1兆7700億円と薄商い。以前から肩入れしているマザーズ指数が戻り高値を更新した。17日■■■■■■(****)がアマゾンの子会社と「つながる車」情報基盤で提携拡大を伝えられ20円高。1ドル105円台半ばの円高に振れ小動きが続いている。15日の米中閣僚級協議が無期延期となり、米商務省がファーウェイに事実上禁輸強化を発表。米大統領選前しぶきが上がった。目に余る中国叩きに共産党指導部が矛先を転じ、武力をはじめ衝突を避ける流れに変わったという。米国務長官の「中国人民よし。共産党が悪い」メッセージも一役買った。17日上海総合3451(+0.36%)にもうかがえる。中長期75日線2万1968円が右肩上がりで200日線2万2004円に接近。ゴールデンクロスも考えられるが、売り方を崩せないのも事実。裁定残によると、8月7日現在、売り1兆7780億円に対し買い3759億円。11~13日急増した買い戻しが一巡し膠着状態。このため、指数より個別。値動きもまちまちだ。米国で9月以降家計に現金支給と企業向け支援増額が取り沙汰され、国内も10万円の定額給付金後応急措置を巡り一悶着。19日新月から9月2日満月にかけて「錯覚から我に返る場面」と述べた。18日、■■■■(****)がS高。ものによると大相場。中国の洪水で水が引いた後お手上げ。ライフライン、食料、疫病対策など前途多難。北半球各地で危険な高温が続いており、米麦用麻袋シェア5割の同社が投機の矢面に立った。日経平均先物によると、18日大証の引け2万3060円(-0.09%)に対し夜間取引3130円、シカゴ円建て同。ダウ先物2万7829ドル(+0.20%)と小確り。VIX恐怖指数21.33(-3.27%)、WTI原油先物42.80(-0.21%)。金先物2012(+0.70%)、ビットコイン円1,292,840(-0.76%)まちまち。エネルギーやマネー、米大統領選であれ、次の幕が上がる端境期。国内でマザーズ指数が日経平均の先行指標ともいわれる。大筋9月15~16日のFOMC(連邦公開市場委員会)、10月7日議事録公開で新たな流れが決まる見通し。気になるのが関係分■■■■■■(****)。8月に上放れ半年、1年先を打診する動き。委託手数料のほか投信、仲介、遺産整理代行web、投資助言に子会社コインチェックのビットコインでも実績。日米のほか香港や豪州で展開中。ブロックチェーンの将来性と人材や支援先に恵まれた現在のポジションに魅力がある。
18日の日経平均45円安。大引け2万3051円。TOPIX1610(+1)。値上がり959(値下がり1124)。10年債0.035%(-0.005)。米10年債0.675%(-0.016)。マザーズ指数が1086.86(+3.40%)で引けた。1144が目安に変わりない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。戦後75年、日本経済をリードした業界大手が大半コロナ禍で方向を見失った。日経225が典型。TOPIX東証一部上場2159社然り。指数より個別。まちまちの時代。巣ごもりどころでない。(了凡)