鞍替え近いドル本位制 輝いて見える1982年の巻頭言 (2020.07.10)
3日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。25日移動平均線2万2475円を上回った。8日米主要3指数反発によるもので、■■■■■■■(****)と■■■■■■■■(****)2銘柄で計116円押し上げ。東証一部の値上がり594(値下がり1496)にとどまっている。米国でコロナ感染1日6万人増、9日東京でも新たに224人確認され過去最多。ともに営業規制が懸念され、ハイテクやDX(デジタル変革)関連を除き弱もち合い。後場、日銀ETF買いの噂が流れた。8日ロイターによると、今週ドル50日移動平均線が200日線を下に突き抜けデッドクロス。1980年以降9回あり、その後8回ドル安になった。現在ドルが10~20%過大評価され、2011年以来高値圏にある金先物に跳ね返る見通し。関係分の■■■■■■(****)が3233円の引け。半値戻し3566円が視野に入った。直近世界の通貨発行1京円といわれ、計18万トンに過ぎない金現物1200兆円。今後8倍にしないとドル本位制がもたないという。金から銀、石油、土地に鞍替えされたドル本位制の行方が注目される。放置すると、1ドル1円もあり得るという。旧聞だが、馬野周二氏(1921~)の予言を思い出した。1982年に出た「大日本技術帝国」(光文社刊)の巻頭言。本書は、私が身をもって海外で体験した現実から発酵し、蒸留したエッセンスを取り出てし、科学と工学を専門とする私の頭の中に「歴史工学」という考え方で処理した結果である。俗論によれば、日本破滅のシナリオが歓迎され、7~8年巨大な邪魔や雑音を覚悟せねばなるまいが、統計資料を活用し法則を見出す科学的な方法により本流を変える力にならない。1985年のプラザ合意後、バブル発生と崩壊が起き後遺症に悩まされ、現在も根源的問題を抱えながら、日本が世界文明の主導者になるという。今でも輝いて見える。その点、8年半ぶり理化学研究所と共同開発した「富岳」(ふがく)がスーパー・コンピュータ世界一になり、関係分の■■■(****)が最右翼。江戸時代後期の学者頼山陽(1780~1832)の末裔に理化学研究所の所長を務めた物理学者大河内正敏氏(1878~1952)がいる所以だ。中国のEV市場でテスラのシェア(推定25%)が拡大し、中国勢が補助金漬けの反動とコロナの影響でバブル崩壊の憂き目。前日、諏訪の軍法を紹介し「7月以降負けるが勝ちに応用できる」と述べた。量子コンピュータで再び世界一を奪還。5GやDXでも世界に追いつき追い越す足場ができた。日経平均先物によると、9日大証の引け2万2480円(+0.49%)に対し夜間取引2520円、シカゴ円建て2510円。ダウ先物2万5913ドル(-0.21%)と小動き。VIX恐怖指数28.21(-4.15%)、WTI原油先物40.70(-0.49%)。金先物1820変わらず、ビットコイン円1,005,010(-0.73%)。凪になった。
9日の日経平均90円高。大引け2万2529円。TOPIX1557変わらず。東証一部の出来高11億7500万株、売買代金2兆2200億円。10年債0.015%変わらず。米10年債0.652%(-0.012)。上海総合が3450(+1.39%)で引けた。マザーズ指数の引け998.70(-1.00%)。急がば回れ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。人災、天災も制御困難になってきた。(了凡)