今秋めどに軌道修正 金融危機に伴う大恐慌を免れた (2020.07.07)
週明け3連騰。日経平均中陽線の引け。買い戻しとみられる。前週末に続き東証一部の売買代金が2兆円を下回り外資不在。5日移動平均線2万2315円と25日線2万2477円を上回り、6月16日の戻り高値2万2461円を抜いた。しかし、5日満月で売りに分がある。前週米雇用統計や米休場、都知事選によるもので、上海総合や香港ハンセン指数上昇が手掛かり。6日、中国の国営新華社系証券紙が株高の論陣を張った。コロナ後、中国株式市場の上昇が必要という。デジタル経済化に伴う資金確保と国家間競争の強化が狙い。中国の資本市場改革により国内外から資金が集まり、健全な強気相場が整ったとして政府の支援を促すもの。このため、上海総合3332(+5.7%)、ハンセン26,339(+3.90%)に連れ高。アジア株も軒並み高い。バルチック海運指数1894(+3.89%)にもうかがえ、東証一部の値上がり1888(値下がり244)にのぼる。2日発表された米雇用統計の改善ぶりが糠喜びといわれ、数値が経済活動再開直後6月前半のもので、南部中心にコロナ感染が急増した同後半を反映していないという。7月2日から3連騰した香港指数にしても、米国から締め出された中国企業の上場ラッシュが主因。中国本土の投資家も流入し活況を呈している。一巡すると、ドルペッグ制のくびき。国際化ならぬ中国化にとどまり、6月末成立した香港国家安全法の餌食。資本の自由な往来に支障が出る。コロナのせいで感染拡大と経済再開が綱引き。都知事がこれまでの経緯を踏まえ、ピンポイントで対応する旨表明。放置したスウェーデン、pcr検査で「勝利宣言」したニュージーランドと一線を画した。大阪と東京のイニシアチブが目立ち。出遅れた国の行政立ち往生。7~9月期、解が出るまで間を持て余しているのが現状だ。よりによって日本人の現金・対面主義がどうにも抜けないといわれる始末。ゆうに80年、100年ぶりの踊り場。世界中、自分だけで処理できない場面がやってきた。現金・対面主義こそ危機管理に不可欠。80年、100年に1回神頼み。ザ・フナイ8月号のテーマ「日本の神様の力を借りる」生き方がふさわしい。神道が中庸で真ん中といわれ、感謝なしに始まらないのも同感。キリスト教で労働が奴隷のすることなら、神道では働くことが喜びの信仰。機織りや田植えなど天照大御神さえ働く。八百よろずの神もそうだ。百の仕事を持っているから百姓。富裕層と貧困層自体、欧米や中国的なもので日本には中流が似合い。近くの神社にお賽銭を入れる場合、500円玉がお薦め。5000円か数万円納めると神様に近づけるという。神職の祝詞も貴重。気を満たし邪気を祓うと運気が上がるそうだ。日本がロボットやITで世界をリードする時がやってくる。コロナ後、量子コンピュータが産業革命の旗手と述べた。関係分の■■■■■■(****)、■■■(****)が頭角を現した。日経平均先物によると、6日大証の引け2万2650円(+1.66%)に対し夜間取引2640円、シカゴ円建て同、ダウ先物2万6116ドル(+1.39%)。VIX恐怖指数27.83(-2.76%)、WTI原油先物40.70(+0.10%)。金先物1787(-0.14%)、ビットコイン円990,000(+1.07%)と概ね確り。金融危機に伴う大恐慌を免れたとの声が心地よい。
6日の日経平均407円高。大引け2万2714円。TOPIX1577(+24)。東証一部の出来高10億2500万株、売買代金1兆8000億円。10年債0.035%(+0.015)。米10年債0.688%(+0,017)。マザーズ指数の引け990.03(+1.25%)。切り返した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。今秋をめどに軌道修正する見込みだ。(了凡)