もち合い圏の正念場 7月2日米雇用統計に3日米休場 (2020.06.29)
前週末反発。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万2458円を上回った。前日5日線を下回り200日線割れなら夏枯れといわれるもち合い圏。24日IMFが世界経済見通しを下方修正し、7月2日米雇用統計発表、同5日都知事選にかけて正念場。29日から上昇ピッチが上がると述べた。25日移動平均線と200日線がミニゴールデンクロス。7月5日満月だけに理外の理も考えられる。日経平均先物によると。26日大証の引け2万2420円(-0.90%)に対し夜間取引2230円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万4900ドル(-2.72%)と塩梅が悪い。VIX恐怖指数34.73(+7.79%)、WTI原油先物38.20(-1.34%)、金先物1784(+0.25%)。さらに、ビットコイン円984,243(+0.03%)にしてもガードが堅い。FRBが人為的な株高を黙認しボラティリティー(変動幅)が低下。上値が重い代わり下値も堅い相場になった。昨年8月に続きボルカー・ルール(金融規制改革法)を見直したほか、9月から年末にかけて米英イールドカーブシフトと述べた。4年前日銀が導入したもので「日本病」の処方箋。26日付日経「十字路」の解説が的を得ている。引用すると、消費や設備投資が目立って回復せず、民間の貯蓄が維持され、それを日銀が吸収し財政赤字をやり繰りするのが量的緩和の結果だった。低迷する内需を補うため民間貯蓄を財政支出に振り向け、大きい政府がさらに大きくなっていく。金利が超低位に固定され株価も管理されて市場の価格機能が働かない統制経済に入った。戦時体制か旧ソ連型の非効率なもの。成長が見込めない半面、大きく落ち込むこともないゼロ成長。この罠(わな)が日本の社会実験を通じて米英に持ち込まれる。持続力が国際収支に出るわけで新興国危機が前兆という。25日、■■■(****)が5Gネットワークづくりに国内連合を呼びかけ、■■■■(****)に600億円出資とのネタも切羽詰まったもの。■■■■■■(****)もそうで、■■■(****)のほか■■■■■■■(****)とも組み前途を模索。電動化や自動運転、Maas(モビリティ・アズ・ア・サービス)など6つの取り組み加速。リアルとバーチャルを結ぶ「モビリティカンパニー」にチャレンジ。100年に1度の大変革に乗り出した。われわれも7月から100年に1度決断を迫られる時がくる。男女とも平均寿命を超えるもので誰ひとり適応できない。欧米のように四半期決算でやり繰りする仕組みが淘汰され、1人で回すのが困難だけに複数の気心知れたパートナーと次世代のフェアウェイを見出す作業が始まる。イルミナティやフリーメーソン説によるコロナ蔓延がふるい。感染拡大、ロックアウト、経済再開など半年、1年後第2、3波の有無で結果がわかる。7~9月高値をつける銘柄がリード。関係分に結構入っている。
26日の日経平均252円高。大引け2万2512円。TOPIX1577(+15)。東証一部の出来高11億3700万株、売買代金2兆0300億円。値上がり1614(値下がり496)。10年債0.005%(-0.005)。米10年債0.645%(-0.035)。上海総合が2979(+0.30%)で引けた。マザーズ指数の引け1047.36(-0.79%)と確り。ナスダックと同感覚で見直された。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。2日、米雇用統計発表。3日、独立記念で米休場になる。(了凡)。