29日からピッチ上がる 米英が年内イールドカーブシフト (2020.06.23)
週明け小反落。日経平均小陽線の引け。個別物色にとどまった。12日SQ(特別清算指数)、19日米国でも「SQ」に伴うポジション調整。ともに潮目とみられる。東証一部の出来高9億3600万株、売買代金1兆6500億円。引け5日移動平均線2万2461円を下回ったものの問題ない。前週末のレンジにあり、16日の戻り高値2万2461円が関門。24日IMF世界経済見通し、7月4日米雇用統計、同5日都知事選にかけて挑戦。7月5日満月だけに、抜かないと前に進めない。29日から上昇ピッチが上がるという。日経平均先物によると、22日大証の引け2万2320円(-0.84%)に対し夜間取引2420円、シカゴ円建て2410円。ダウ先物も2万5695ドル(+0.65%)と小確り。VIX恐怖指数34.56(+4.92%)、WTI原油先物39.86(+0.08%)、金先物1758(+0.31%)、ビットコイン円1006.801(+1.29%)など数珠つなぎだ。FRBが人為的な株高を黙認しボラティリティー(変動幅)が低下。日銀のETF購入に似ている。22日ブルームバーグによると、米金融当局に英中銀も年内イールドカーブ・コントロールシフト。4年前日銀が導入したもので、豪中銀「独自方式」で追随。無制限緩和・大規模な財政投入にもかかわらず、クレジットや株、金、新興市場など押し上げ効果が見込まれる。18日ロイターによると、主要中銀の相次ぐ緩和に伴って債券利回りが低下し、利息を生まないはずの金の魅力が相対的に上がった。マネーサプライや供給拡大が重石になって最終的にドル下落。年末まで1800ドル。コロナ第2波なら2000ドル(最高値2011年9月1923ドル)も考えられる。金の市場規模5兆ドル(約535兆円)に対し、株と債券最大200兆ドル(約2京1400兆円)の2.5%にすぎないものの、万一紙切れになるとインパクトが大きい。関係分の■■■■■■(****)がレギュラーでヘッジを引き受けている。日本の4~6月期GDPが年率マイナス2割以上として7~9月期V字回復に程遠く、10~12月期コロナ第2波なら打つ手なし。17日、関係分の■■■■■(****)が2年3ヵ月ぶり高値をつけ、その後5万円をキープしているのが市場の本音。業績好調、取組好転から倍返し6万円が視野に入った。米国が無定見な資金供給に道筋をつけるため、ワクチン開発で時間稼ぎ。ナスダックのモデルナを担ぐのもわかる。仮に倍返し120ドルをつけると反動も大きい。7月3万人を対象に治験開始。最終段階に入る運びだ。米政府が2021年1月まで3億回分の調達を目標にしており、開発を急ぐ余りリスクもついて回る。幸か不幸か、ポジティブなニュースが先にやってくるという。コロナと一線を画したがんワクチンも実用化目前。関係分の■■■■■■■(****)が■■■■■(****)にライセンスアウト。Ⅲ相の経過を手掛かりに180円高値引け。倍返しに舵を切った。夜間取引で続伸している。
22日の日経平均41円安。大引け2万2437円。TOPIX1579 (-3)。値上がり913(値下がり1150)。10年債0.005%(-0.005)。米10年債0.695%(-0.006)。上海総合が2965(-0.08%)で引けた。マザーズ指数の引け1052.43(+0.90%)。5連騰になる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。20日、シベリアで38℃観測。ベルホヤンスク(氷点下67.8℃)が有名で前週から異常高温。偏西風が北に蛇行し南から暖気が流れ込んだ。(了凡)