漁夫の利視野に踊り場 奈落の底に見立てた裁定売り残 (2020.06.03)
続伸。日経平均小陽線の引け。意外高が現実になった。米主要3指数上昇を受け外資の買い戻しが主因。1日、米ISMが発表した5月の製造業景況感指数4ヵ月ぶり43.1(4月41.5)に上昇。4日ECB理事会も緩和措置が見込まれ後場一段高。騰落レシオ(東証一部25日平均)150.78、25日移動平均線2万0504円から上方乖離8.8%台となり過熱・高値警戒感頻り。黄金分割による目安2万2600円まで指呼の間だ。ファストリ(9983)に当て嵌めると上値6万5000円。12日メジャーSQにかけて行き過ぎと反動がつきもの。ヘッジファンドが6月決算の縛りで買い戻しに追われている。昨年9、10月と同様に裁定残が極端な売り長となり、試算すると米大統領選(11月3日)まで高値が続く見通し。フィナンシャルタイムズによると、米国の食料供給所に長蛇の列。4月に政府から1200ドル(約13万円)現金給付を受けた生活困窮者に5月以降支援なし。中間層にも広がり年間食料予算を使い果たす勢い。現金を得る機会がなく9月まで厳しいという。ジャンク債急増による企業倒産も台風の目。コロナ1回の攻防から第2、3波を迎える場面。破産申請急増が見込まれ、資金供給できても事業が構造変化に対応できないという。一方、中国も厳しい。2008年の金融危機を固定資産投資で乗り切りつたものの、高速道路や地下鉄、住宅など将来の需要を上回り供給過剰。輸出減をやむなくされた。この上、香港のドルペッグ制を失うと自滅する仕組みだ。日本は、米ソを前例に米中冷戦でも漁夫の利が視野に入り踊り場。現政権がモリカケやサクラのほか検察庁問題で国民の信頼を失った。続投ならぶざまな幕切れとみられ、危機管理内閣を紹介。日本新党並みで細川内閣(1993~94)が前例。相場の上でも、昭和天皇Xデーを巡り1988年12月限決済で日経平均3万円大台乗せ。裁定売り残によるもので、翌年最高値をつけ今回と共通項がうかがえる。危機管理を迫られた現状で体験や常識が通用しない。天王星84年・おうし座入り7年の周期(2019 3/6~26 4/26)に見合うもので、米国が世界関与から外れた第1次大戦後(1914~18)とスペイン風邪然り。まともな語り部もいない。このため、4月から逐一学ぶものが多い。世界が2020年なら、日本は皇紀2680年。660年先行し今でも連続性を持つ唯一の国だ。世界や日本の将来を奈落の底に見立てた裁定売り残がヒント。ガイアの法則によると、1995年東経135度子午線上に日本の文明萌芽。アングロサクソン800年の後継者と出ている。日経平均先物によると、2日大証の引け2万2370円(+1.13%)に対し夜間取引2540円、シカゴ円建て2525円。ダウ先物2万5598ドル(+0.53%)。VIX恐怖指数27.89(+1.38%)、WTI原油先物36.34(+2.54%)、ビットコイン円1,087,899(-0.15%)も連動している。
2日の日経平均263円高。大引け2万2325円。TOPIX1587(+18)。東証一部の出来高13億3500万株、売買代金2兆4000億円。値上がり1716(値下がり391)。10年債0.005%変わらず。米10年債0.670%(+0.012)。上海総合が2921(+0.20%)で引けた。マザーズ指数の引け1014.99(+1.22%)。1144(倍返し)がめどだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)など。QRコードと手術用ロボットで■■■■(****)が見直される。(了凡)