証券ビュー

アンコール伊勢町

GW明けまで意外高 抜擢されたコロナ対応バイオ関連 (2020.04.20)

 前週末急反発。日経平均中陽線の引け。25日移動平均線1万8486円を上回った。17日ダウ704ドル高(16日33ドル高)につながる先物の空中戦。半値戻し2万0237円のシグナルとみられる。トランプ氏がコロナ感染者の少ない州から段階的に経済活動を認め、米ギリアド製抗ウィルス薬治験経過やモデルナ向けワクチン開発米政府支援も新たな材料。モデルナに最大4億8300万ドル(約520億円)という。17日46.85ドル(+15.39%)で引け連続最高値更新。時価総額1兆6600億円にのぼる。ダウが引けにかけて一段高になる一方、原油先物18.27ドル(一時17.31ドル)の引け。2001年11月以来18年半ぶり安値。米国のリグ(石油掘削設備)が438基(4週間で226減)に減った。金先物も安い。中心の6月物が1698.8ドル(32.9ドル安)でリスクオフ。需給悪化によるものだ。原油先物安に拘らずエクソンモービルが10%高になり、売り方の買い戻しが入った模様。主力の業績悪化を念頭に夏場2番底も考えられる。感染拡大が峠を越しても生産再開病み上がり。今秋コロナ第2波も伝えられ気になるところだ。指数連動型のインデックスファンドが苦戦している。総論のAIが行き詰まり、各論レベルで別のバブルが膨らみ始めた。中国指導部がコロナの影響を抑えるため利下げ、預金準備率を含む強力な措置を表明。一方、武漢の死者を1.5倍に修正し依然小出しの印象。17日発表したGDP6.8%減(1~3月期)然り。初のマイナスで市場予想(平均マイナス3.7%)を下回り、1992年以降の四半期データも粉飾といわれるだけに深刻。旧ソ連崩壊(1991年)がデータ改竄によるもので、マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」にピリオドが打たれた経緯に似ている。中国共産党が欧米資本主義を換骨奪胎。毛沢東時代(1949~78年)、鄧小平、習近平氏を通じて建国100年の終盤。2020年から人口オーナス(重荷)に入った。日経平均先物によると。17日大証の引け1万9700円(+2.39%)に対し夜間取引9590円、シカゴ円建て9580円。ダウ先物も2万4151ドル(+3.18%)と現物より甘い。VIX恐怖指数38.15(-4.89%)、ビットコイン円763,999(+0.75%)にもうかがえる。バブル崩壊を境に戦後日本の安全神話が崩壊し、原発の次といわれる国家財政も例外ではない。コロナ禍に伴う緊急事態宣言が事実上徳政令。30万円給付金から一律10万円に方針転換し、与野党「モリカケ」の延長上。首相や大臣、日銀総裁などとっくに限界を超えているのに続投の恥さらし。右に出るものがいない。欧米や中ロ、新興国にも共通しており、オーバーシュート(行き過ぎ爆発)なしに収まらない。天災もついて回りホロスコープ(天体の配置図)通り。天王星84年・おうし座入り7年周期(2019 3/6~26 4/26)に嵌った。天に逆らわず、じたばたしない。8日満月売りに対し23日新月買い。5月7日満月売りと出ている。総論によるもので各論優先。コロナ対応バイオ、医療関連が次のバブルに抜擢された。
 17日の日経平均607円高。大引け1万9897円。TOPIX1442(+20)。東証一部の出来高14億0900万株、売買代金2兆6100億円。値上がり1063(値下がり1034)。10年債0.010%(+0.010)。米10年債0.639%(+0.021)。上海総合が2838(+0.66%)で引けた。マザーズ指数の引け738.91(+1.10%)じり高だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。GW明けまで意外高が見込まれる。(了凡)