証券ビュー

アンコール伊勢町

下値模索再び正念場 米国も22年遅れ日本の二の舞に (2020.03.09)

 前週末全面安。日経平均中陰線の引け。下値模索だ。3月2日の昨年来安値2万0834円を下回り、昨年8月6日2万0110円が砦。再び正念場を迎える。米国でコロナ感染拡大がNYやサンフランシスコでも確認され、新たな経済活動停滞懸念によるもの。円高や米長期金利低下に跳ね返り収まりそうにない。6日、ダウ256ドル安(一時894ドル安)に明らか。同日発表された2月の米雇用統計が前月比27万3000人増(市場予想約17万人増)に拘らず、「コロナの影響を織り込む3月の数字が先決」とリスクオフ。1ドル105円台の円高に振れ、米10年債が一時0.66%と過去最低になり、日銀のETF(上場投信)買いに持ち高調整売りをぶつけられる始末。本尊筋の苦悩を物語っている。国内勢が乗ってこないためで、米10年債1%割れから「金利の日本化」(前FRB議長)を説く向きが出始めた。日本の1%割れ1998年。その後スイス、ドイツが続き米国も追随。FRBがゼロ金利政策を取った2012年の水準まで低下する見込み。ゼロ金利で出直す見方もある。この先10年、予想インフレ率1%台が仮説。FRBの目標2%を下回りコロナ拡大次第で下振れも考えられる。長期金利から期待インフレ率を引いた実質金利がマイナス圏となり、この儘いくとゼロ金利を視野に日本の二の舞というわけだ。今年が日本の1998年とすれば22年遅れ。どさくさで中国に抜かれる説も飛び交っている。シカゴツィートによると、イエレン氏(前FRB議長)のいった通り米国が日本のような国になる。究極の日本化。アングロサクソン・ミッションが失敗し、リスクを取らず精神も弱り、やがてコロナ以上のパニックで自滅。世界が中国に左右される。第一次大戦とスペイン風邪の後、世界レベルで需要不足顕在化。デフレに見舞われ、ドイツで恐慌インフレになった。真似する連中が出てくるという。日経平均先物によると、6日大証の引け2万0710円(-3.09%)に対し夜間取引0320円、シカゴ円建て0425円。ダウ先物も2万5779ドル(-1.08%)と腰砕け。VIX恐怖指数41.94(+5.86%)、ビットコイン円965,407(-0.16%)も要領を得ない。週明け285円下鞘だ。ザ・フナイ4月号によると、共産国家が資本主義を育てる奇跡。レーニンがロスチャイルドと繋がり、イルミナティ(秘密結社)の創設者がロスチャイルドといわれる所以。1773年、マイヤー・ロスチャイルド(1744~1812)がフランクフルトに12人の富豪を集め、世界支配のため秘密会議を主催。「世界革命行動戦略」(25箇条)を採択した。通貨発行権を握り世界を支配しNWO(新しい世界秩序)を打ち立てるもの。世界統一政府をつくり、地球の人口を大幅に削減し、私有財産を没収するなど勝手放題。ジャーナリズム(報道)とアカデミズム(教育)双方で世界を一本化。日本も戦後米トルーマン大統領の愚民政策が今も続いている。中国大躍進の秘密が人民銀行。彼らの中銀支配から免れた。日銀の場合、特殊な株式会社で半数近くの株主名簿が極秘。そこに、イルミナティの富豪たちがひしめく。リーマンショック以降、彼らがFRBの「QE4」(金融緩和)まで流動性供給を大半吸い上げ現状に至った。
 6日の日経平均579円安。大引け2万0749円。TOPIX1471(-44)。東証一部の出来高17億4900万株、売買代金2兆8300億円。値上がり40(値下がり2114)。10年債-0.145%(-0.030)。米10年債0.766%(-0.150)。上海総合が3034(-1.21%)で引けた。マザーズ指数の引け716.00(-3.65%)。値固めだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)二つ。事実上、イルミナティもコロナに感染している。(了凡)