コロナ克服が突破口 日本でもバイオ関連に宝探し始まる (2020.03.06)
続伸。日経平均小陰線の引け。一進一退だ。4日ダウ1173ドル高によるもので、1ドル107円台前半の円高に振れ上値が重い。5日移動平均線2万1199円を上回って推移。騰落レシオ63.51%(東証一部25日平均)に25日線、75日線との乖離も売られ過ぎ。戻り途上に変わりない。前日述べた本番の前触れ。3日FRB0.5%利下げに対し、積年の緩和で伸び切った米民間債務の信用リスク吸収が狙いという。利下げ直前、NY連銀がオファーした翌日物レポオペ(米国債等を担保に資金供給)で1000億ドル入札に1085億ドル応札。予定を上回り昨年9月レポオペ再開以来初めて。2週間物、翌日物も応札が上回り、ダウ7日連続安に伴うリスク拡大が本音に近い。4月まで連銀介入の見込みだ。一方、FRBの「満額回答」を織り込んだ市場。あと1度見越しているが、0.5%幅ならFFレート0.5~0.75%にとどまり、景気後退時の備えに不安。FRBがマイナス金利に懐疑的でイールドカーブ(利回り曲線)シフトが有力という。要するに、弾切れ懸念。コロナ感染拡大に利下げ無力。「ワクチン」にならない。シカゴ発ツィッターが痛烈。ウィルスは発生場所から大陸を移動すると致死率が変化するという。スペイン風邪(1918~19)は米国で発生し欧州で悪化。感染者5億人に死者5000万~1億人といわれた。一方、中国原産のウィルスに致死率低下のパターンが見られ、コロナもそうなら二次感染の方が危険。4日、米国でコロナ感染による死者11人。カリフォルニア州全域に非常事態宣言が出て「バブル崩壊」序曲との見方が市場に流れた。スーパーチューズデーの場合、バイデン氏が若返ったわけでないのに何が起きたか。彼のチルドレン(オバマ前大統領)がバイデン氏を後押し。民主党の考える「トランプ氏に勝てる候補」が米国社会の変化に通用しない。ダウ急反発はバイデン氏を評価した訳でなく、トランプ氏の勝利を確信したものという。日経平均先物によると、5日大証の引け2万1370円(+1.14%)に対し夜間取引1060円、シカゴ円建て1075円。案の定安い。ダウ先物も2万6531ドル(-1.61%)と往って来い。VIX恐怖指数35.58(-3.34%)高止まり、ビットコイン円977,076(+3.39%)じり高。つかみどころがない。最悪の事態を織り込み小康を取り戻した程度。4日米国がコロナ対策予算83億ドル(約9000億円)可決。ワクチン開発・検査強化に取り組むという。イタリアでコロナ関連死者が100人超となり、小中高大すべて休校に踏み切ったのが現状。3日、日本でも首相がスペイン風邪を前例に一斉休校を要請した。ホロスコープ(天体の配置図)によると、10日(満月)、24日(新月)を変化日に6日「良くないことが起こりがち」という。ナスダックのモデルナが高値圏で頑強。日本でも■■■■■■■(****)に続きバイオ関連に宝探しが始まった。
5日の日経平均229円高。大引け2万1329円。TOPIX1515(+13)。東証一部の出来高13億8300万株、売買代金2兆5200億円。値上がり1115(値下がり943)。10年債-0.120%(+0.025)。米10年債0.960%(-0.072)。上海総合が3071(+1.99%)で引けた。マザーズ指数の引け743.13(+0.95%)。自律反発の域だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)など。コロナ克服が突破口だ。(了凡)