殺人ウィルスに負けるな 2010年から中国が風邪をひく情報 (2020.03.02)
前週末全面安。日経平均大陰線の引け。底が抜けた。2月27日ダウ1190ドル安、米10年債1.25%台、金先物1660ドルに迫るなど米国内でコロナ感染拡大に伴うリスクオフが主因。アルゴ取引(システム売買)といわれ、1ドル108円台半ばの円高に跳ね返りリーマン・ショックと似た雰囲気になった。翌28日、同357ドル安(一時1085ドル安)。米10年債1.11%、VIX恐怖指数49をつけ、午後2時半FRB議長が「適切に行動する」旨緊急声明を発表。3月17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.50%、6月まで計0.75%利下げを織り込んだという。29日明らかになった中国のPMI(製造業の購買相当者景気指数)が2月35.7(前月50.0)となり、リーマン・ショック直後2008年11月38.8を下回り過去最低を更新。非製造業のPMIも29.6(同54.1)に落ち込んだ。2月19日、大手「海航集団」が経営難に陥り当局監督下。21日、北京大学傘下「方正集団」が地裁に再建手続きを申請。27日、当局がコロナ関連倒産を防ぐ強力な金融支援を打ち出した。これまで人民銀が金融機関向け9535億元(約15兆円)緊急融資。今後、月10兆円規模も伝えられる。日経平均先物によると、2月28日大証の引け2万1080円(-3.52%)に対し夜間取引0550円、シカゴ円建て1150円、ダウ先物も2万5691ドル(+0.54%)と反発の気配。VIX恐怖指数40.11(+2.43%)、ビットコイン円943,796(+0.11%)小幅連動。70円上鞘になっている。2月28日、騰落レシオ(25日)53.31となり売られ過ぎの異常事態。昨年8月安値2万0261円から直近「三尊天井」2万4000円まで半値押し2万2113円。200日移動平均線2万2189円もぶち壊し。下値模索に違いないが、ダウの自律反発が見込まれ、日経平均3分の1戻し2万1971円。半値戻し2万2499円が当面の目安。3、4月世界レベルでコロナ対策が本格化する見通し。3月2日米ISM製造業景況指数(2月)、3日スーパーチューズデー、4日米ISM非製造業指数(同)、6日米雇用統計発表の予定。コロナピークアウト持ち越しを大半織り込んだ上、個人の空売り比率50%、先物ショートポジション急増から関連情報により意外高の公算も大きい。2010年からユーチューブに出たネタによると、アングロサクソン・ミッションの中に中国で生物兵器がばら撒かれるシーンがある。中国のDNAを標的にしたインフルエンザのようなウィルス。大量の中国人が罹患し山火事のように拡散。「中国が風邪をひく」といわれた。その後、欧米にも同様のウィルスが蔓延。制御不能になるかもしれない。中東で限定的な核戦争、さらに第3次大戦も話し合われた。人口減(50%)や核シェルター(避難所)も含まれ、イルミナティ(秘密結社)の予言という。彼らの思い通りになると限らない。「殺人ウィルス」に負けるな。
2月28日の日経平均805円安。大引け2万1142円。TOPIX1510(-57)。東証一部の出来高24億2000万株、売買代金4兆1200億円。値上がり35(値下がり2122)。10年債-0.155%(-0.045)。米10年債1.123%(-0.166)。上海総合が2880(-3.71%)で引けた。マザーズ指数の引け700.63(-6.28%)。地獄に仏だ。値上がり率ラキングによると、関係分なし。2月28日紹介した■■■■■■■(****)買い下がり。「COVID-19」(新型コロナ感染症)検査試薬開発が手掛かり。ヒトゲノムでも実績がある。(了凡)